子宮内膜増殖症との関連からみた子宮内膜癌の組織発生とその発育に関する研究

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子宮内膜増殖症との関連からみた子宮内膜癌の組織発生とその発育に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
HISTOGENESIS AND GROWTH OF ENDOMETRIAL CARCINOMA ASSOCIATED WITH ENDOMETRIAL HYPERPLASIA
責任表示:
加来 恒寿(九州大学・医学部・助手)
KAKU Tsunehisa(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
現在まで当科に収集された子宮内膜癌および子宮内膜増殖症の症例の臨床事項の調査とHE標本の再検討を行った。当科で1979年から1990年まで治療を行った子宮内膜癌115例について、癌周囲における子宮内膜増殖症の有無で2群に分けて、その臨床病理像を比較検討した。内膜増殖症合併群、非合併群は各々42例、73例であった。内膜増殖症合併群は非合併群に比して有意に若年者が多く、組織学的にはより高分化で、筋層浸潤が軽度であり、頚部浸潤の頻度が低い内膜癌が認められた。また脈管侵襲および大動脈リンパ節転移の頻度も合併群で有意に低かった。このように子宮内膜増殖症の有無で子宮内膜癌が大きく2つのタイプに分けれることが明らかになり、この成果を誌上に発表した(Gynecol Oncol 60;1996:22-25)。さらに2群の性格を明確にするため免疫組織学的に腫瘍の増殖能(MIB-1抗体)、癌抑制遺伝子P53について各種抗体を用いた染色を施行し、現在染色結果の解析中である。 また65才以上の高齢者の子宮内膜癌について50才以下の子宮内膜癌と臨床病理学的に比較検討した。前者では癌周囲の内膜における子宮内膜増殖症の出現頻度が低く、後者に比して癌は低分化で筋層浸潤が高度であること、さらにその予後は不良であることが明らかになった。この成果を誌上に発表した(Eur J Gynaecol Oncol 17:357-360,1996)。 続きを見る
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