食道癌の転移関連遺伝子のクローニング

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食道癌の転移関連遺伝子のクローニング

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Study of metastasis-related genes in esophageal carcinoma
責任表示:
馬場 欽也(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
BABA Kinya(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
1.Matrix metalloproteinase7(MMP7)について 1)前年までにMMP7の発現の強い食道癌症例はリンパ管侵襲、脈管侵襲、リンパ節転移の頻度が高く悪性度が高い事を報告した。このために食道癌株化細胞KY150を用いてMMP7のcDNAを遺伝子導入しin vitro invasion assayを試みた。KY150のparent cellはMMP7の発現が極めて弱い。一方遺伝子導入した細胞はMMP7を強く発現している事をNorthern blotで確認した。In vasion assayではparent cellのinvading cell数に比し遺伝子導入後のcellのin vading cell数は有意に増加している事が示された(10% vs 56%)。 2)次に抗MMP7抗体を用いてin vasion assayの結果がどの様に変化するかを調べた。その結果MMP7遺伝子導入KY150のin vading cell数に著しく減少することが示された。(56%→17%)。以上よりMMP7は食道癌の浸潤機構に大きく関与する遺伝子の1つである事が示された。 2.Integrin α6について Integrin α6遺伝子は食道癌組織で著明に発現が増加している事が示された。また本遺伝子発現の強い症例は深達度が深く、予後が悪い事が示された。現在integrin α6とheterodimerを形成するβ1、β4について発現を検索中である。また本遺伝子により発現が誘導される遺伝子として上記のMMPが考えられているため、両者の相関を明らかにし、浸潤についてのintegrinを介したシグナル伝達機構の解明をすすめているところである。 続きを見る
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ケモカインを介した癌の転移メカニズムの解明と治療への応用 by 渋田 健二; 吉武 慎一郎; YOSHITAKE Shinichirou
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