放射光を用いた螢光X線源によるK吸収端サブトラクション

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放射光を用いた螢光X線源によるK吸収端サブトラクション

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
豊福 不可依(九州大学・医療技術短期大学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
従来の白色X線の代わりに単色X線を用いて撮影を行えば、被写体中での線質変化がないため、定量的X線像が得られることはよく知られている。近年、通常のX線管球に比べて数万倍以上のX線強度を持つ放射光が出現し、単色X線による撮影が可能となってきた。 本研究の目的は、新たに開発した、放射光によってターゲットを励起したとき発生する蛍光X線を利用する蛍光X線源をもちいて撮影をおこない、造影剤を含むファントムについてK吸収端サブトラクションを行うことにある。以下に、本年度に得られた成果を示す。 (1)蛍光X線による造影剤のK吸収端サブトラクション 実験はすべて高エネルギー物理学研究所の6.5GeVの電子エネルギーをもつARリングを用いて行った。Ba造影剤を注入した豚血管ファントムをBaのK吸収端をはさむ2つのエネルギーで撮影し、サブトラクション像を得た。検出系はイメージングプレートを用いて、照射野の直径は約20cmで極めて強度の均一性の良い造影剤像が得られた。撮影時間は約1〜2秒であった。 (2)ヨード、バリウム、およびガドリニウムの3種類の造影剤をいれた円筒形アクリルファントムについて、それぞれのK吸収端をはさむエネルギーをもった蛍光X線でイメージングプレートによる撮影を行った。各造影剤のK吸収端の前後のエネルギーの画像を差分して、3つの造影剤の分離したK吸収サブトラクション像を得ることができた。 (3)収集した画像データを持ち帰り、新規購入したパソコンにより画像の濃度、位置あわせなどの補正をおこない、最終的なサブトラクション像を得た。得られた成果はいくつかの学会で発表した。 続きを見る
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類似資料:

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顎顔面用X線ビデオCTの基礎研究 by 豊福 不可依; Fukai Toyofuku
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