Ras機能発現抑制による肝発癌予防および肝癌治療の試み

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Ras機能発現抑制による肝発癌予防および肝癌治療の試み

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Prevention of hepatic carcinogenesis and treatment of hepatoma by way of inhibition of the activation of Ras oncogene
責任表示:
酒井 浩徳(九州大学・医学部・講師)
SAKAI Hironori(九州大学・医学部・講師)
磯辺 英彦(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1997
概要(最新報告):
HMG-CoA還元酵素阻害剤を用いることによりメバロン酸経路を抑制し、Ras蛋白の機能発現を制御することができる。その結果、肝細胞および各種肝癌細胞の増殖を抑制することを明らかにし、肝細胞癌治療の可能性を検討した。 1. Hep G2、HuH-7、HLE、PLC/PRF/5の各肝癌細胞は、simvastatin添加により濃度依存性に増殖が抑制され、抑制の程度に関してはいずれの細胞株においても明らかな差は認めなかった。 2. pravastatin添加においては、いずれの細胞株に対しても有意な増殖抑制効果は示さなかった。水溶性であるpravastatinを細胞内に輸送する機構(anion transporter)が癌化した肝細胞では発達していないためと推測される。 3. simvastatinによる増殖抑制は、十分量のmevalonateの添加により回復を認め、これらの細胞株の増殖にはメバロン酸より先の経路が必要であることが明らかとなった。しかし、farnesolや、isopentenyl adenineの添加ではsimvastatinによる増殖抑制に対して何ら影響を与えなかった。 4. 肝細胞癌患者に対するHNG-CoA還元酵素阻害剤の投与の検討では、simvastatin投与群では4症例中の2症例に明らかに腫瘍マーカーの増加抑制さらには減少効果を認めたが、pravastatin投与群3症例では最終的には全症例無効であった。 続きを見る
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