人工衛星の赤外画像および高度計データを基にした日本海の海洋力学に関する研究

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人工衛星の赤外画像および高度計データを基にした日本海の海洋力学に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
Ostrovskii A. G.(九州大学・応用力学研究所・助教授)
OSTROVSKIIA-G(九州大学・応用力学研究所・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995
概要(最新報告):
1.衛星により得られた日本海の種々のデータを統合し以下のデータセットを作成した。尚、現在もデータの収集・統合を継続している。(1)NOAA衛星によるMCSSTイメージ(期間: 1993-1995), (2) TOPEX/PoseidonとERS-1による海面高度データ(コロラド大学と共同)(期間: 1993), (3) ARGOSドリフタ-のデータ(期間: 1993-1994), (4) CREAMS航海観測および舞鶴海洋気象台によるCTD観測データ(期間: 1993-1995) 2. MCSST法による海表面水温(SST)分布にウエーブレット変換(WT)を適用し、亜寒帯フロント,中規模渦,ストリーマ-等を明瞭に抽出し、更に季節によりそのSSTパターンに差異があることを示した(秋季には曖昧、春季には明瞭なSSTパターンであった)。スペクトル解析の結果SST分布は10〜100kmの水平スケールでは、秋季には三次元的混合、春季には地衡乱流的構造の特性を取ることが見出された。 3.海面高度アノーマリ分布とSST分布とを互いに補完させ、比較して、日本海の北部と南部での中規模擾乱の特性の違いを示した。秋季には北部での中規模変動は海表面高度への影響が比較的小さな浅い構造である。南部では傾圧的中規模構造がこの比較で推定できる。またドリフタ-データやCTD観測結果との関連が示された。 4.南カリフォルニア大学と共同して、衛星データから海洋の力学的情報を抽出する手法を開発し、北太平洋での冬季のSST分布に適用した。移流・拡散方程式にインバージョンに関連してML (Maximum likelihood)評価法を発展させ、トレーサー分布の時間変化からインバージョンにより、表面流速分布や拡散係数を見積った。温度拡散係数の見積りでは、東西成分(Dx),南北成分(Dy)の比が海域により異っている。東太平洋ではDyがDxの2〜3倍の大きさであるのに対し、西太平洋、特に黒潮・黒潮続流域ではDxが卓越している。 続きを見る
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