日本語史研究資料としての地方語文献の発掘とその調査研究

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日本語史研究資料としての地方語文献の発掘とその調査研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
THE PHILOLOGICAL ANALYSIS OF DIALECTAL DOCUMENTS FOR THE HISTORICAL STUDY OF THE JAPANESE LANGUAGE
責任表示:
迫野 虔徳(九州大学・文学部・教授)
SAKONO Fuminori(九州大学・文学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1997
概要(最新報告):
日本語の歴史を中央語(政治、文化の中心地の栄光を負った言語)以外の言語から見直すという考えから、その資料としての地方語を記述した文献「地方語文献」の発掘に取り組んできた。その結果、地方語文献第1種(地方語を記述した文献)を相当数発掘することができた。伊勢浜荻、日本語俗言解、陸奥方言、倭国方言録、諸国方言動植物名彙(稿本)などは、量的にも多く、これまであまり知られていなかった資料である。このうちの日本語俗言解は、近江に生まれ江戸に住んだ著者が実体験を通して日本語の東西方言を対比しており貴重である。成立は物類称呼に先行する。簡単な報告を筑紫語学研究6号に載せておいた。本草関係の資料も多くあつまり、これらをもとに方言研究史の観点から「江戸時代の方言研究」として科研報告書をまとめている。 地方語文献第2種(地方出身の著者の言語が文章中に反映しているもの)は、文脈が与えられており、利用価値が高い。梅津政景日記の影写本、マイクロフイルムを東大史料編纂所で調査、濁点などの確認を行うことができたのはありがたかったが、特に北野天満宮で目代日記の原本を存分に調査できたのは大きな収穫であった。この成果は「北野天満宮目代盛増の日記」いずみミニ通信No.2(和泉書院 平成9・1997.1)「北野目代日記の『ん』『ツ』の仮名」国語国文学研究(熊本大学)第32号(平成9・1997.2)として発表した。なお、この科研調査の結果は、いろいろなかたちで近刊拙著『文献方言史研究』(清文堂 平成10・1998.2)に生かされている。 続きを見る
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