わが国における外国人児童生徒の文化的適応と教育に関する調査研究

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わが国における外国人児童生徒の文化的適応と教育に関する調査研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A study on Cultural Adjustment and Education of the Newcomer's Children in Japan.
責任表示:
稲葉 継雄(九州大学・教育学部・教授)
INABA Tsuguo(九州大学・教育学部・教授)
江淵 一公(九州大学・放送大学・教養学部・教授)

EBUCHI Kazuhiro(九州大学・放送大学・教養学部・教授)

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本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1997
概要(最新報告):
この研究はわが国の学校に在籍する外国人児童生徒(特別の日本語教育を必要とする非定住外国人児童生徒)の言語的・文化的適応と教育の実態を教育人類学及び国際教育学の視角・方法によって明らかにし、外国人児童生徒の教育のための理論的及び実践的に有効な知見を獲得することを目的として実施したものである。 3年計画により実施した訪問調査、継続的参与観察及びアンケート調査により、下記のような成果を得て、これを元に研究成果報告書を作成した。 1.外国人児童生徒の在籍が日常的になりつつある、「集中型多数地域」における学校では教職員、行政、さらに各種のボランティアなど、関係者の努力によって、日本語教育及び文化的な適応に関して成果を上げつつある。 2.しかし、本調査が焦点を当てている、「分散型少数地域」(学校単位で1〜5名程度の在籍)においては、担任教師、日本語担当教師、そして両親や子どもたちの中に様々な問題が生じていることが明らかになりつつある。例えば、こうした子どもたちの日本語の獲得や学校や地域での生活への適応状況は、担任教師や親の対処に任されており、必ずしも学校全体、地域での協力的取り組みがなされていないこと、担任教師や日本語教師と家庭とのコミュニケーションが十分に保証されていないことなどである。 3.前2年度の調査以来、一方で、日系人児童生徒の文化適応が比較的容易に進んでいる状況がありながら、他方で、日系人児童生徒の中には、母国への帰国と来日を繰り返している子どもたちが生じており、こうした子どもたちについては母国文化と日本文化の両文化への適応に困難が生じている。 4.そのほか、幼少年(幼稚園や保育所年齢)から日本で過ごした子どもの中に、日本文化そのものの「母文化化」のような現象がみられ、両親や親族との不適応現象も生じている。 続きを見る
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