障害児・者に対するトランジション援助活動の臨床心理学的基礎研究

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障害児・者に対するトランジション援助活動の臨床心理学的基礎研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Basic research in psychological approach of transition program for disabled people
責任表示:
針塚 進(九州大学・教育学部・教授)
HARIZUKA Susumu(九州大学・教育学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
本研究は、養護学校生徒及び在宅障害者を対象に障害児・者の社会適応に向けた援助方法を検討するための基礎資料を集積することであった。その結果は以下の通りである。 1 障害児・者のためのトランジション援助活動の意義と実際のあり方の検討を行った。 2 社会が求める能力内容と能力的要求水準を明らかにするための調査票の作成のため職業分野と職種による要望の違いを明らかにするための事前調査を行った。それによると、従来と同様に「対人関係」が重視されているが、どの職種においても仕事の処理能力以上に特に「一般的な挨拶行動」に力点がおかれている事が分かった。 3 養護学校生徒6名(自閉性障害児・精神遅滞児)を対象にして、「コミュニケーション能力」「認知能力」「情動活性化能力」の3つの視点から、これらの能力の発達援助技法の基礎的検討を行うために、日記を書き、それを発表することの指導を通して言語表現及び言語伝達能力を取り扱う、さらにその日記内容を基に心理劇による対人関係能力(対人認知・自己認知)と情動活性化能力を取り扱った。その結果、4名において言語表現能力の向上がみられた。言語伝達能力は日記発表の指導においてよりも心理劇場面の方が有効であることが示唆された。 4 重度在宅障害者の社会適応援助に関する日米比較の調査を行った。その結果、一般教育の就学率では日本の方がアメリカより高いが、職業教育ではアメリカが高く、その教育の有効性が高いと評価している。また、社会的技能・地域参加技能・レクレーションなどの社会参加のための訓練が、アメリカでは70%以上の重度障害者になされているが、日本では40%以下であり、障害児・者が社会に参加するための援助の機会や方法が乏しい。今後、援助方法などを含めてさらに日米の比較共同研究が必要であろう。 続きを見る
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