有機塩素系溶媒の高効率分解バイオリアクターの構築

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有機塩素系溶媒の高効率分解バイオリアクターの構築

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Construction of bioreactors for the degradation of volatile organic chlorinated solvents
責任表示:
古川 謙介(九州大学・農学部・教授)
FURUKAWA Kensuke(九州大学・農学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
揮発性有機塩素系溶媒であるテトラクロロエチレン(PCE)およびトリクロロエチレン(TCE)はわが国をはじめ多くの先進国において深刻な環境問題となっている。本研究では、PCEおよびTCEの強力な分解菌の探索および育種を行い、クロロエチレン類を効率よく処理可能なバイオリアクターを開発することを目的として研究を行った。PCEは好気性細菌では分解できないため、嫌気性菌を探索し、PCEをTCEを経てcis-1,2-DCEへと効率良く脱クロル化するY51株を純粋分離することに成功した。本菌株は無機最小培地に0.2%酵母エキス、50mMピルビン酸、5mMフマ-ル酸を加えて培養することでO.D.660nm,0.4まで増殖でき、100ppmのPCEを完全にDCEへと脱クロル化した。TCEの分解に関してはトルエンジオキシゲナーゼとビフェニルジオキシゲナーゼのサブユニットを相互に交換したハイブリッドジオキシゲナーゼを構築し、これを発現する大腸菌およびシュードモナス菌がTCEおよびDCEを極めて効率良く分解することを明らかにした。さらに、嫌気性Y51株と好気性ハイブリッドシュードモナス菌を組み合わせることで、PCEの完全分解を実現した。ついで、上記シュードモナスD3株を砂カラム(5cm×90cm)でコハク酸を炭素源として1.2×10^9/g砂まで増殖させ、TCEを終濃度が10ppmになるように供給した系で、TCEを5時間で完全分解することに成功した。しかし、嫌気性菌バイオリアクターの構築までには至らず、今後の検討課題である。 続きを見る
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類似資料:

12
バイオリアクター by 福井, 三郎; 軽部, 征夫
6.
微生物の新規化合物分解・変換機能の高度化 by 古川 謙介; FURUKAWA Kensuke
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