非水媒体中で機能する酵素複合材料の創製とその工業的利用

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非水媒体中で機能する酵素複合材料の創製とその工業的利用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Novel enzyme materials-utilizing in organic media
責任表示:
中塩 文行(九州大学・工学部・教授)
NAKASHIO Fumiyuki(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
本研究では,“非水媒体中において高活性を示す界面活性剤-酵素複合材料の調製法の確立とその工業的応用"を目的として検討を行った。具体的には、2種類の全く異なる機能を有する酵素(リパーゼ、プロテアーゼ)を取り上げ、それぞれの酵素について界面活性剤との複合化を試みた。調製条件の最適化を行った後、いくつかのモデル反応系を選定し、非水媒体への可溶化、並びに触媒活性の発現について検討を行った。得られた研究成果は,以下の通りである. 1.W/Oエマルジョンを利用した新たな手法により、用いた全てのリパーゼを複合化することに成功した(収率100%)。また,得られたリパーゼ複合体は、未修飾の天然リパーゼに比べ有機溶媒中で100倍以上の高活性を示すことが明らかとなった。 2.プロテアーゼ複合体に関する研究は、これまで世界的に例が無かった。有機溶媒中で完全に失活してしまうプロテアーゼについて、上記の手法を応用してプロテアーゼ複合体を調製したところ、未修飾のプロテアーゼはほとんど失活してしまう疎水性の高い有機溶媒中で、天然酵素の250倍以上の触媒活性の発現を達成することができた。 3.生体触媒の応用として、被覆リパーゼを用いることで,メントールおよび薬物イブプロフェンの光学分割に成功した.また、本研究で開発した酵素複合体を用いることにより、重合反応が可能であることが明らかとなった。さらに,ステロイド類は,通常の化学合成によってエステル化を行うと,ランダムに反応が進行する.しかしながら,酵素法を利用することによって,ステロイドの位置特異的エステル化が可能となった. 続きを見る
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