骨粗鬆症の臨床疫学研究 : スクリーニング、有病率、及びリスク因子の検討

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骨粗鬆症の臨床疫学研究 : スクリーニング、有病率、及びリスク因子の検討

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Clinical Epidemiological Study on Osteoporosis : Screening, Prevalence, and Risk Factors
責任表示:
廣田 良夫(九州大学・医学部・助教授)
HIROTA Yoshio(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1997
概要(最新報告):
福岡県S村の一般住民571人(男136,女435)を対象に、骨粗鬆症検診(腰椎側面X線撮影、DXA法による撓骨遠位1/3における骨密度測定)を実施し、女について以下の主要な結果を得た。 1) 骨粗鬆症の有病率は、40歳代まで0%、50歳代1%、60歳代10%、70歳代14%、80歳代43%であった。年齢層をまとめると、50歳以上で8%、60歳以上で12%、70歳以上では17%となる。 2) 骨粗鬆症検診のスクリーニングにおいて90%程度の感度を確保できるcut-off値は、0.5g/cm^2、T-score-3.5SD〜-3SDである。Z-scoreをスクリーニングに使用するのは適切でない。 3) 50歳以上で自然閉経した者264人についての解析により、低リスク因子として「中学・高校時代に運動習慣あり」、「閉経年齢が遅い」、「出産歴あり」、高リスク因子として「40歳頃屋外で過ごす時間が長い」、「年齢が高い」という結果を得た。 4) 中学・高校時代の運動習慣については、頻度より継続期間の影響の力が強い。 5) 「出産歴あり」は「なし」に比べてリスクが低い。しかしながら「出産歴あり」の者のみで解析すると、出産回数が多い程リスクが高い。また母乳主体の授乳形態に比べてミルク主体の授乳形態の方がリスクが低い。授乳形態は出産回数と独立したリスク因子である。 6) 高齢になる程当然リスクは上昇するが、リスク上昇の度合は60歳までが特に急激である。 7) 「閉経年齢」および「年齢」の影響は、従来の仮説と一致する。しかしながら閉経年齢や年齢そのものより、閉経後経過年数の方がより強い規定要因である。 続きを見る
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