非対象表面をもつ有機超薄膜による光変換の研究

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非対象表面をもつ有機超薄膜による光変換の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A STUDY ON PHOTOCONVERSION BY THE USE OF ULTRATHIN ORGANIC FILMS WITH ASYMMETRIC SURFACES
責任表示:
松尾 拓(九州大学・工学部・教授)
MATSUO Taku(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
水-有機界面に展開して得られた高分子超薄膜およびLB膜を用いて、光誘起電子移動および光音響効果に関する超薄膜の特性を検討してつぎの成果を得た。(1)超薄膜の非対称界面を利用した光非線形応答の発現:25〜60nm程度の薄さの高分子超薄膜あるいは石英基板表面に形成した分子膜を用い、π電子系によるDonor-Acceptor相互作用を利用した光第二高調波発生(SHG)を試みた。高分子膜では両親媒性ポルフィリン、石英基板ではビオローゲンを担持させるのがSHGに有効であり、界面に吸着した分子の挙動を研究するのにSHGが極めて有力な手段であることを立証した。(2)有機超薄膜への光化学的電子注入:膜に電子供与体と受容体の対を組み込み、溶液から電極への電子輸送を膜を介して光化学的に駆動することを試みた。電子供与体としてはルテニウムトリスビピリジン錯体およびポルフィリン亜鉛錯体、受容体としてはビオローゲン骨格を用いた。これらの化合物を金電極あるいはITO電極上に固定し、錯体の励起による光電流を観測し、電極への電子輸送に関する光スイッチ機能を備えた超薄膜を実現した。(3)高分子超薄膜を用いる光音響効果の検証:水面展開法で作製したnmレベルの高分子超薄膜中に色素を保持させ、その光吸収による光音響信号(PAS)を検出した。従来検討されていたμmレベルの膜に比べて、効率良く光から音響への変換が進行することを見出した。ポルフィリンおよびアゾ系色素について検討した結果は、十分実用に耐える分光感度を示しており、薄膜の光機能化に重要な役割を果たすと期待される。 続きを見る
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