ステビア属植物における形態・生態・染色体の進化傾向:分子系統学的アプローチ

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ステビア属植物における形態・生態・染色体の進化傾向:分子系統学的アプローチ

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Evolution of morphology, ecology and chromosome in the genus Stevia : Molecular phylogenetic approaches
責任表示:
矢原 徹一(九州大学・理学部・教授)
YAHARA Tetsukazu(九州大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1995-1996
概要(最新報告):
本研究の目的は、ヒヨドリバナ連に属するメキシコ産ステビア属、およびその近縁属系統関係を分子系統学的アプローチによって推定し、これらの属において形態・生態・染色体の進化の間にどのような相関があったかを明らかにすることである。 matKを用いた系統推定では、Carphocaete属(n=12)がステビア属の外群であり、n=12が祖先的染色体数であることが示された。またこれまでステビア属に近縁と考えられてきたAgeratum属(n=10)は、n=10を持つ他の多くの属と同じクレードに属し、ステビア属との類似は平行進化の結果であることが示された。またn=13を持つMcvaugiellaはステビア属のクレードには属さず、n=17を持つ属から派生したことが明らかになった。Carphocaete属とステビア属を含むクレード、n=10のクレード、n=17のクレードは、フジバカマ連の系統発生の初期に放散的に分化したことが示唆された。 ステビア属内種間の系統推定を行うために、ITSの配列決定を行った。その結果、1年草のS.aschenborniana (n=12)が最初に、木本性の群(n=12)が次に分岐し、続いて多年草の2つの群が分岐することが示された。多年草の一方の群はn=12の種を含み、他方の群はn=11,12の種を含む。 これらの配列から推定された系統樹にもとづいて形質復元を行なった結果、染色体数の減数と世代時間の短縮が相関していること、染色体数が減数してもゲノムサイズは減少しないこと、1年草化と自殖性の進化が相関していること、花の小型化は1年草化・自殖性と相関しないことが明らかになった。 続きを見る
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