新たな臨床診断法を指向したヒト用生体計測ESRの開発

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新たな臨床診断法を指向したヒト用生体計測ESRの開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Development of in vivo ESR for detecting free radicals in human living body
責任表示:
内海 英雄(九州大学・薬学部・教授)
UTSUMI Hideo(九州大学・薬学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1996
概要(最新報告):
本研究では、ヒトでのフリーラジカル反応を無侵襲的に測定するESR装置と評価システムを開発することを目的とし、まずヒト腕部の測定を目指し中型ESR装置の開発を試みた。電磁石及び共振器、マイクロ波発信器の基礎設計及び模擬実験をもとに、世界に先駆けて最終年度においてヒトでの測定が可能な装置の試作に成功した。ヒトへの応用に先立ち、まず以下の病態モデルを作成し病態の成因としてラジカル反応の関与を解析した。 1.アジュバン関節炎モデルラットの関節にプローブとしてニトロキシドラジカルを投与し、本装置で関節部位を測定したところ、腫脹や発赤の程度と相関してプローブの消失速度の増加が観測された。この消失速度の増加は活性酸素消去剤の投与により抑制され、関節部位における活性酸素生成に関連した現象であることが示唆された。また、CT装置との組合せにより、関節部位でのプローブの消失を画像解析したところ、特に炎症部位でプローブの消失速度が速くなることが明らかとなった。 2.ストレプトゾトシンで糖尿病を発症させたラットにニトロキシドラジカルをプローブとして静脈内投与し、上腹部におけるESRシグナルの変化を測定した。その結果、糖尿病発症群では対照群と比較して有意なプローブの消失速度の増加が見られた。 3.ヒトの上腕部に安定ラジカルであるジフェニルピクリルヒドラジルラジカルを付着させ測定したところ明確なESRシグナルを検出し、本装置が十分実用に供することが可能であることを示した。 続きを見る
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