落屑症候群の病因に関する病理学的および分子遺伝学的研究

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落屑症候群の病因に関する病理学的および分子遺伝学的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
PATHOLOGIC AND MOLECULAR GENETIC RESEARCHES ON PATHOGENESIS OF EXFOLIATION SYNDROME
責任表示:
猪俣 孟(九州大学・医学部・教授)
INOMATA Hajime(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1996
概要(最新報告):
落屑症候群および落屑緑内障について臨床的および病理学的研究を行い、下記の点を明らかにして報告した。 1.虹彩色素上皮細胞の加齢変化を病理学的に検討した。虹彩色素上皮細胞の基底膜は加齢にしたがって肥厚し、2層あるいは3層の基底板が形成される。重層した基底板にはマイクロフィブリル様の線維が出現し、あたかも未熟な形態の落屑物質のようであった。 2.虹彩血管の加齢変化について電子顕微鏡で検討した。高齢者の虹彩血管では、内皮細胞が変性し、内皮細胞基底板が乱れ、あるいは重層化して、その中にマイクロフィブリルが出現していた。これは落屑症候群の初期変化に類似したもので、落屑症候群と加齢変化との関係を示唆した。 3.落屑物質とその周囲組織のプロテオグリカンを染色し、その種類と分布を明らかにした。落屑物質はコンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸のプナテオグリカンを含んでいた。 4.落屑症候群を持つ摘出眼球を免疫組織学的手法を用いて染色し、組織切片を電子顕微鏡で観察した。HNK-1 epitopeに対するモノクローナル抗体を用いて染色した標本では、落屑物質に陽性に染まったが、その染色性に落屑物質の存在部位で差が認められた。房水に暴露する部位に存在する落屑物質が強陽性に染まり、局所的に産生されている部位の落屑物質にはあまり染まらなかった。このことから、HNK-1 epitopeは落屑物質の成熟と関係することを推論した。 続きを見る
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