心停止ドナーからの肝臓移植に関する研究

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心停止ドナーからの肝臓移植に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
杉町 圭蔵(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
[方法1]ラット肝移植モデルを用いて心停止ドナーに対するThromboxane A2合成阻害剤(OKY-046)投与の効果を検討した。肝温虚血60分前よりOKY-046 30mg/kg/hrを持続静注したのち30分の肝温虚血を負荷、肝を摘出しレシピエントに移植した。Control群には同量のVehicleを投与した。Control群とOKY-046投与群の1週間生存率、再灌流後2時間の胆汁産生量、再灌流10分の血清GOT、GPT、再灌流2時間後の血清および肝組織中のTXB2、6-keto-PGF1αを比較した。 [結果]1週間生存率はControl群が0%に対し、OKY-046投与群は44%と有意に改善した。再灌流2時間までの胆汁産生量はOKY-046投与群で有意に増加し、移植肝のViabilityの改善が認められた。また再灌流10分の血清GOT、GPTはOKY-046投与群で有意に低く、肝組織中6-keto-PGF1α/TXB2 はOKY-046投与群が有意に高く、虚血再灌流障害の改善効果が認められた。 [方法2]心停止ドナーからの摘出肝の評価のため、食用豚肝移植モデルにおいて保存液にEuro Collins液(保存時間は約4時間)を用いて実験群を次の2群に分けた。通常の肝移植群(コントロール群)とドナーを脱血させ心停止後にin situにて15分間温虚血を負荷した群(15分間温虚血群)で、血中のViability判定指標を用い肝細胞機能、内皮細胞機能をそれぞれ評価した。また生存率を比較した。 [結果]1週間生存率はコントロール群で50%、15分間温虚血群で20%であった。 [今後の方針]ラット肝移植モデルで有用性が確認されたOKY-046を大動物であるブタの心停止肝移植モデルに応用し、肝のViability判定指標の改善効果を検討する。 続きを見る
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