慢性関節リウマチの異なる病変関節に共通して集積しているT細胞クロノタイプの解析

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慢性関節リウマチの異なる病変関節に共通して集積しているT細胞クロノタイプの解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Analyzes of accumulating T cell clonotypes in different joint lesions of rheumatoid arthritis
責任表示:
山本 一彦(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
YAMAMOTO Kazuhiko(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
リンパ球集団において集積しているT細胞クロノタイプを検出するシステムを、RT-PCR法とSSCP法を組み合わせることで確立し、RA患者の関節病変に集積しているT細胞クローンについて検討した。RA患者末梢血には、健常人と比べると集積T細胞クローンの数は多かったが、さらに滑液リンパ球および滑膜病変局所では著明な集積が認められ、関節病変局所で抗原特異的なT細胞の免疫応答が起こっていることが判明した。さらに同じ関節の異なる病変間、および異なる関節における病変間で比較したところ、高率に同一のT細胞クローンが集積していることから、免疫応答は病変間でかなり均一であることが明らかとなった。同一の患者の異なる時期に採取した滑液リンパ球においても、同一のT細胞クローンが持続して集積していることが判明した。代表的なV領域遺伝子について、これらのクローンで用いられているTCRのアミノ酸配列を比較したところ、患者間で似た配列があることが判明した。これらのことから、RAでは患者間で共通なある限定された抗原に対するT細胞の免疫応答が、その病因、病態形成に重要な役割を果たしていることが示唆された。さらに本クロノタイプ検出システムの、異なる検体間でのT細胞クロナリティの比較が容易であることを応用すると、病変に集積しているT細胞と試験管内での抗原刺激後のT細胞と比較することで、集積T細胞クローンの抗原特異性を決めることが可能である。この方法を用いて、集積T細胞クローンの標的抗原の同定を試みたところ、その一部はII型コラーゲンであることが判明した。 続きを見る
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類似資料:

10
RAの実験モデルにおける慢性化機序に関する研究 by 古賀 敏生; KOGA Toshitaka; 佛淵 孝夫
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