植物病原細菌の簡易同定法開発に関する研究

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植物病原細菌の簡易同定法開発に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Triala for rapid identification of phytopathogenic bacteria
責任表示:
松山 宣明(九州大学・農学部・教授)
MATSUYAMA Nobuaki(九州大学・農学部・教授)
松山 宜明(九州大学・農学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
病害防除の的確な防除には、原因となる病原体の正確な同定が不可欠である。現行の同定法は、多数の項目について長期にわたり検査を行わねばならず、さらに検査結果の判定には可成の経験を必要とする。したがって、病害発生時に迅速な対応が出来ずにいるのが現状である。まして、発展途上国においては情報量、経験者共に少なく迅速な対応は望むべくもない。このため、簡便・迅速で、より客観性に富む同定法の開発が長年切望されてきた。我々は、松山によりリン脂質簡易同定法として開発された「直接コロニーTLC法」を用いて、重要植物病原細菌の簡易同定を試みた。本法は、一白金耳量の病原細菌コロニーをシリカゲルTLCプレートの原点に直接塗布後、完全に乾燥し、クロロフォルム-メタノール(2:1, v/v)で短時間展開し、乾燥後、菌体を除去し、クロロフォルム-メタノール-水(60:25:4, v/v/v)で同一方向に再度展開する。乾燥後、ニンヒドリンを噴霧し加熱してアミノ脂質を検出する。この方法により属レベルの識別は勿論のこと、Erwinia属菌、Pseudomonas属菌では種レベルでの識別が可能であることが明らかになった。特にPseudomonas属菌の中にCepacia-type (Burkholderia sp. gen. nov.)に属する菌株は、TLCクロマトグラムに関して特徴的であり、近縁とされるP. gladioli, P. glumaeやP. plantariiのクロマトグラムも微細な部分で異なっており、本法により識別が可能であることが示された。今後、HPLCやGLCの結果と併用することにより、当初の目的であった簡便・迅速・客観性に富む迅速同定法を完成させることが可能であると考えられる。 本法は、世界で初めての試みであり現在国内外の熱い注目を集めている。 続きを見る
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類似資料:

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