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<その他>
福岡都市圏近代文学文化年表 ; 平成2年
編者
花田, 俊典
スカラベの会
データベース名
福岡都市圏近代文学文化史年表
年表
文学作品:1月 村岡正子『鏡』(石風社)2月 中村光至『横浜市警殺しの捜査線』(勁文社)3月 北田倫『歌集 シーザーの花香る』(南風書房)原田種夫『さすらいの歌』(日本図書センター)友成純一『魔獣戦線 1990ベルリン』(天山ノベルス)4月 白石一郎『戦国を斬る』(講談社)髙樹のぶ子『時を青く染めて』(新潮社)杉本章子『妖花』(新人物往来社)湯川久子『法の花ごころ』(石風社)5月 那珂太郎『幽明過客抄』(思潮社)黒田達也『〈日本現代詩文庫39〉黒田達也詩集』(土曜美術社)宮本一宏『幼年の繭』(詩美学研究会)宮本一宏『季節の残響』(詩美学研究会)宮本一宏『現代詩作家考』(詩美学研究会)柴田佐知子『筑紫』(本阿弥書店)6月 三浦清一郎『不帰』(私刊)友成純一『闇の謝肉祭―髑髏町綺譚』(大陸ノベルス)7月 白石一郎『海王伝』(文藝春秋)中村光至『広域指定105号事件』(勁文社)末松仙太郎『〈日本全国川柳草書11〉末松仙太郎集』(近代文芸社)内田南草『遠雷』(感動律俳句会)8月 〈お前よ美しくあれと声がする―福岡高等学校と九州帝国大学〉(「敍説」)松原一枝『お前よ美しくあれと声がする』(梓書院*新装版)森崎和江『詩的言語が萌える頃』(葦書房)白石一郎『水軍の城』(白水社)友成純一『邪神殿の少女』(ケイブンシャノベルス)9月 杉本章子『爆弾可楽』(文藝春秋)堀和久『死にとうない―仙厓和尚伝』(新人物往来社)夏樹静子『ダイアモンドヘッドの虹』(文藝春秋)木村博子『歌集 風声』(砂子屋書房)河野信子『高群逸枝』(リブロポート)10月 杉山参緑『種播く人々』(葦書房)井上瑞貴『渓谷〇年』(石風社)髙樹のぶ子『ブラックノディが棲む樹』(文藝春秋)友成純一『淫獣迷宮』(天山ノベルス)友成純一『獣欲の系図』(廣済堂ブルーブックス)友成純一『淫夢魔』(有楽出版社)11月 髙樹のぶ子『霧の子午線』(中央公論社)藤原智美「王を撃て」(「群像」)〈特集・川上一雄遺稿〉(「九州作家」95)樋口伸子『図書館日誌』(石風社)12月 脇川郁也『花の名を問う』(本多企画)久仁栄『花咲く町』(短歌新聞社)友成純一『絶海の黄金郷(エルドラド)』(ケイブンシャノベルス)■この年、本村正雄『笹丘の径』(短歌新聞社)楢崎六花『続冬将軍』(私刊)楢崎六花『全冬将軍』(私刊)中尾好郎『にんげん』(私刊)中尾好郎『みちくさ』(私刊)櫻井ツ子『象牙色の空』(梓書院▲市図)
文学的事跡:1月 重松泰雄らが文学批評「敍説」創刊(6日)。原尞(佐賀県鳥栖市在住・九大卒)が「私が殺した少女」で第102回(平成元年後半期)直木賞に決定、酒見賢一(福岡県久留米市出身)が「後宮小説」で同候補(16日*同時受賞は星川清司「小伝抄」)。2月 第20回(’89)福岡市文学賞表彰式、西鉄グランドホテルで開催、受賞者は小説=片山恭一【★958】、詩=該当者なし、短歌=隈(くま)智恵子【★959】、俳句=坪井芳江【★960】、川柳=鷹野五輪(いつわ)【★961】(19日*1日発表)。4月 杉山参緑【★962】没(14日)。7月 福岡県詩人会総会、ベルプラザで開催、代表幹事は一丸章から各務章に交替(15日)。10月 藤戸高光・前野りりえ・手嶋サヤ子・石川敬大らが詩誌「GAGA」創刊。パルナシウス20周年記念会を県立美術館で開催、「現代詩とアジア」のテーマで荒川洋治・犬塚堯・鈴木召平による講演とシンポジウム(14日)。前野りりえ・藤戸高光らが詩誌「GAGA」創刊(25日)。福岡総合短歌大会(福岡市歌人会主催)開催、桑原廉靖の講演「博多の歌人大隈言道」(28日)。11月 一丸章が福岡県教育文化功労者表彰(2日*リーセントホテルにて表彰式)。福岡県詩人会福岡支部主催の「地球言語と詩の集い」(市民芸術祭参加行事)、県立美術館視聴覚室で開催(18日)。12月 北川晃二・岸本みか・潮田征一郎・原口真智子らが季刊午前創立同人会、天神マルベニで開催(2日)。今村俊三【★963】没(24日)。この年、原口真智子が「電車」で第23回(平成元年度)北日本文学賞を受賞。深堀元文(鯨洋一郎)【★964】がFBS福岡放送局2時間ドラマストーリー大賞を受賞。
社会文化事項:9月 第1回福岡アジア文化賞授賞式、巴金・黒澤明・矢野暢らに創設特別賞(3日)。第45回国民体育大会(愛称「とびうめ国体」)夏季大会開催(9日―12日)。10月 福岡市博物館が開館(●日)。「とびうめ国体」秋季大会開催(21日―26日)。11月 第15回福岡市文化賞授賞式、西鉄グランドホテルで開催、黒田達也〔文学=詩〕・赤星信子〔美術=洋画〕・富士田新之助〔音楽=邦楽〕・笠井改〔能楽〕・安川初春〔華道〕(1日)。第26回全国身体障害者スポーツ大会、福岡市の東平尾公園陸上競技場をメイン会場に開催(3日―4日)。
日本・世界事項:1月 本島長崎市長狙撃事件(18日)。10月 東西ドイツ統一(3日)。11月 雲仙普賢岳噴火(17日)。沖縄県知事に大田昌秀当選(18日)。この年、海外旅行者1000万人突破。流行語はバブル崩壊・3K・ちびまる子現象・症候群。この年、書籍ベストセラーズは二谷友里恵『愛される理由』(朝日新聞社)盛田昭夫・石原慎太郎『「NO」と言える日本人』(光文社)筒井康隆『文学部唯野教授』(岩波書店)。映画は「死の棘」「稲村ジェーン」。流行歌は「おどるポンポコリン」。流行語は「バブル」「ボーダーレス」「濡れ落ち葉族」「3高」「ファジー」「おたく族」。まんがやはさくらももこ『ちびまる子ちゃん』かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』。
注記
【★958】片山恭一:昭和34年1月5日、愛媛県生まれ。小説家。九州大学卒。昭和61年、短篇「気配」で文學界新人賞。文芸誌「らむぷ」同人。平成2年、第20回(’89)福岡市文学賞。
【★959】隈智恵子:昭和8年11月24日生まれ。歌人。昭和41年、ゆり短歌会に入会し、手島一路に師事。平成2年、第20回(’89)福岡市文学賞。歌集『ベンチャーの日日』(雁書館、平1・3)などがある。
【★960】坪井芳江:大正10年1月26日生まれ。俳人。昭和47年、俳誌「円」に入会し、54年同人。58年、俳人協会会員。63年、第42回芭蕉祭(伊賀上野市主催)で特選入選。平成2年、第20回(’89)福岡市文学賞。句集『一文字』(本阿弥書店、昭62・9)などがある。
【★961】鷹野五輪:大正15年7月14日生まれ。川柳作家。本名は鷹野照子。昭和51年、川柳誌「ふあうすと」に投句。52年、つくし川柳教室に参加し、泉淳夫に師事する。62年度ふあうすと紋太賞受賞。平成1年、福岡ふあうすとの会に入会。平成2年、第20回(’89)福岡市文学賞。
【★962】杉山参緑:大正15年11月14日、福岡市の生まれ。詩人。夢野久作の3男(長男は杉山龍丸、次男は三苫鐵児)。昭和20年3月、福岡中学を卒業し間もなく陸軍に召集、敗戦は山陰で迎えた。昭和24年、西南学院専門学校商業科卒。卒業後、1年間ほど西戸崎小学校に勤務し、その後、筥崎宮・宇美八幡宮に神官見習いとして勤め、26年、バプテスト教会で受洗。福岡市唐原で福岡市東区塔の原の旧杉山農園跡地の住宅街の一角にある20坪たらずの陋屋に住み、この自宅を「立花山正月堂」と命名、放浪の詩人として生きた。「生命派の会」主宰。晩年は香住ヶ丘バプテスト教会に所属。平成2年4月14日没。享年63歳。没後の自宅は「玄関から書斎まで本と空缶と石ころの山で埋まっていたという」(多田茂治『夢野一族』三一書房、平9・5)。「生涯独身で、定職もなく、ぶらぶら歩きしては石ころを拾う参緑さんの姿は、まわりには奇矯の人としか見えなかったことだろうが、参緑さんは、路傍の石にもやさしい思いを寄せ、飽くことなく語り合える詩人であった」(同)。詩集に『曙光』『生命派』『腕』『囁』『一匹羊』(生命社、昭46.2、※筆名「芥川影之介」)『種播く人々』(葦書房、平2.10、※没後刊)などがある。
【★963】今村俊三:昭和3年1月25日、大分市の生まれ。俳人。「霜林」(桂樟蹊子主宰)同人。「鶴」(石塚友二主宰)同人。昭和34年、霜林賞。38年、第8回風切賞。43年、第13回風切賞。44年、鶴賞。
【★964】深堀元文(鯨洋一郎):昭和30年2月4日、福岡市の生まれ。小説家・精神科医師。本名は深堀元文。住吉小学校、西南学院中学校、修猷館高校をへて昭和57年、鹿児島大学医学部卒業。同年、州大学医学部神経精神医学教室に入部し、以後、大分県立病院精神科医、九州大学病院精神科医員、九州労災病院(小倉)精神科医、九州大学医学部精神科研究生、医療法人和光会見立病院院長をへて、平成9年9月、今宿病院を開設。平成2年、FBS福岡放送局2時間ドラマストーリー大賞を受賞、2時間ドラマ原作募集に応募して大賞を獲得し、平成3年、受賞作が日本テレビ系列「木曜ゴールデンドラマ」として「ああ、重度痴呆病棟」というタイトルで全国放映され、平成3年度民間放送連盟優秀作品賞受賞。平成7年、熱烈な横浜ベイスターズ(大洋ホエールズ)ファンであることにちなんで「鯨洋一郎」というペンネームを使用。この年、日本文芸家クラブ入会。平成11年、日本推理作家協会に入会。著書にサイコ・サスペンス『ストーミー・ブルー』(スコラ、平8・2)『「迷妄のソフィア』(鳥影社、平10・11)があり、また本名で編著『つい、そうしてしまう心理学』(日本実業出版社、平14・12)編著『図解でわかる 心理学のすべて』(日本実業出版社、平15・4)などがある。
関連情報
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/collections/q_fukukin_chr
詳細
レコードID
410656
権利情報
福岡都市圏近代文学文化史年表の著作権は、それぞれの執筆者に属します
西暦
1990
和暦
平成2年
登録日
2013.08.21
更新日
2021.12.14
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