ヒトO^6-メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ多型に関する研究

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ヒトO^6-メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ多型に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
安部 眞佐子(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
安部 真佐子(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994
概要(最新報告):
O^6-メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ(MGMT)はアルキル化により誘導される塩基置換を修復する酵素であり、腫瘍の発生並びに、アルキル化剤による科学療法に影響を及ぼすと予測される。DNAがアルキル化剤に曝されるとO^6メチルグアニンが生成し、DNA複製の際にグアニン-シトシン対からアデニン-チミン対への変異が起きるが、MGMTが作用すると、グアニンに結合したメチル基がとれ、正常な塩基対が保たれる。 この酵素活性は全身に発現しているが、培養皮膚線維芽細胞では、著明の個体差のあることが報告されている。このような表現型の分布が、遺伝子の変異、特に、コーディング領域における多型によるものである可能性について検討し、遺伝的多型性と疾患感受性の関連性を生態遺伝学的に検討した。 (結果) 1.ヒトO6メチルグアニンDNAメチルトランスフェラーゼのコーディング領域での多型について、正常対照者群と大腸癌患者群の白血球から抽出したdnaを用いてPCR-SSCP法で検討した。 2.EXON3の領域に多型が見られ、V1にはN末端から84番目のアミノ酸がLeuからPheに、また、V2には65番目のTrpがCysに変わるミスセンス変異があった。また、V1には他のアミノ酸変異を起こさない塩基置換があった。 3.V1のallele頻度は正常対照者群で0.156、大腸癌患者群で0.182、また、V2のallele頻度は正常対照者群で0.002,大腸癌患者群で0.003であり、群間での分布に大きな違いはみられなかった。 続きを見る
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