ヒト歯髄における骨形成蛋白の遺伝子発現に関する基礎的研究。

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ヒト歯髄における骨形成蛋白の遺伝子発現に関する基礎的研究。

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
小林 家吉(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994
概要(最新報告):
種々の硬組織の形成に対し骨形成蛋白質(Bone Morphogenetic Proteins,BMPs)が重要な役割を果たしていることは良く知られており、齲蝕罹患歯牙における修復象牙質の添加に際して歯髄組織中の細胞の硬組織形成能を有する細胞(象牙芽細胞)への分化過程においてBMPsが何らかの関係を有していることが充分に予想し得る。本研究は齲蝕罹患歯牙の歯髄組織におけるBMPs蛋白の局在および遺伝子の発言を検索し、BMPsの修復象牙質形成に対する機能的役割を解明しようとするものである。 免疫組織化学染色およびin situ hybridization法に必要な歯髄組織は現在十分な数の試料を齲蝕あるいは歯冠周囲炎により抜去されたヒト顎第3臼歯より得ており、固定後-80℃のdeep freezer内に凍結保存している。これらの試料より凍結切片を作成し、米国 Genetic Institute社より供与された抗BMps-2 and -4モノクローン抗体による免疫組織化学染色を施した。その結果、歯髄組織中の象牙芽細胞や歯髄細胞に陽性所見を認め、象牙芽細胞にやや強い反応を認めたものの、本抗体は同時に非特異的な反応もみられ、齲蝕の進行度による、陽性細胞の変動を明らかにすることが困難であった。したがって現在はin situ hybridization法によるmessengerRNAの検出を試みている。BMPs-2および-4に対するDNA塩基配列に相補的なアンチセンスoligonucleotideをDNA合成機を用いて作成し、T-Tダイマー化ののち、すでにBMPs-2および-4の遺伝子の発言が認められている骨肉腫を対照として反応を行なった結果、oligonucleotideの特異性が確認された。今後はこのoligonucleotideを用いて歯髄組織中における、BMPs-2および-4遺伝子の発現状況を検索する。 続きを見る
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