心筋コラーゲン遺伝子発現におよぼす各種サイトカインの役割

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心筋コラーゲン遺伝子発現におよぼす各種サイトカインの役割

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
舛友 一洋(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994
概要(最新報告):
心筋組織の線維化は、心不全などの原因の一つとされ、その発症機序は不明である。本研究は心筋線維化の発症機序の解明を行うために、心筋症、心筋梗塞の動物モデルと心筋培養細胞を用いて研究を行った。 (1)心筋症ハムスター(Bio14.6およびBio53.58)を用いた動物実験を行った。Nothern Blotによる検討において、procollagen I(α1)及びprocollagen III(α1)のいずれもmRNAの増加を認め、コラーゲンの合成が亢進していると考えれた。一方、Zymographyによるコラゲナーゼの活性の検討では、約65kDaと70kDaのバンドを認め、これらは心筋症ハムスターにおいてやはり亢進していた。これらは、心筋症における心筋コラーゲン含有量の増加が、合成亢進によるものであることを示唆する。(これらのことは94年12月ISHRにて報告した。) (2)心筋梗塞(ラット左冠動脈結紮)モデルにおいては、心筋梗塞早期(96時間以内)においては、総コラーゲン含有量は変化していないが(未発表)、Zymographyを用いた検討では、約64kDaのバンドの出現を心筋梗塞後24時間をピークに認め、心筋梗塞早期における心室破裂などにこのコラゲナーゼ活性の増加が関与している可能性が示されている。 (3)新生児ラット心筋より、線維芽細胞を単離し各種サイトカインのコラーゲン合成に対する検討を行っているが、IL-4、TGF-β及びAT IIによりprocollagen I(α1)およびprocollagen III(α1)のmRNAの増加を認めている。 以上の成績を基に現在、圧負荷肥大心及び心筋梗塞モデルにおける心臓より、線維芽細胞を単離し、各種病態における心筋線維芽細胞のサイトカインに対する反応の差異を検討しているところである。 続きを見る
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