ヒューマン・エラーを考慮した船舶の安全に係わる機能システムの信頼性に関する研究

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ヒューマン・エラーを考慮した船舶の安全に係わる機能システムの信頼性に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Reliability Analysis Considering Items Related to Human Error on Functional Design Applications of Marine Safty Systems
責任表示:
福地 信義(九州大学・工学部・教授)
FUKUCHI Nobuyoshi(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
最近混乗船が増加し,これに伴う船員の質の低下により,船舶の安全に係わる機能システムにおいて誤判断,誤操作などのヒューマン・エラーに起因する船舶火災,座礁,油流出などの重大事故が頻発している。ヒューマン・エラーには,システム設計の不完全さ,計装系の欠陥に誘起されて発生するものもあり,誤判断や誤操作の起こり難い機能システムの構築が不可欠である。 このためには,機能システムの設計時にその信頼性に関する構造分析を行い,事故が生起する確率をある程度の精度で推定し,これにより改善すべき事象を抽出して,その対策の効果を予じめ予測する必要がある。本研究では,発生頻度が極めて小さい事象でも心配の種となることもあり得ることを踏えて,感覚的尺度として危惧の度合いを定義し,これを用いた生起確率の推定法を提案した。また,信頼性向上のための各対策の効果を明確化するために,ファジ-積分により頂上事象の不信頼性を表す事象生起の期待値を算定する方法を確立した。この方法の適用例として,船舶の安全に係わる機能システムの中では近年問題視されている,火災発生時の行動基準(SOP)の不備さと相俟ってヒューマン・エラーによる頂上事象が発生する確率が極めて高い防火・消火システムの信頼性を取扱い,抑制不可能な火災拡大に至る確率を危惧の度合に基づき算出し,さらに防火対策として改善すべき項目とその効果について調べた。 さらに,ヒューマン・エラーに伴う事象の生起に含まれる不可測性を考慮するために,事象生起の確信度から事象シーケンス集合を定めて,Fuzzy測度を用いて最終事象生起の確信度を算定する方法を提案した。適用例として船舶んも防火・消火システムの信頼性評価問題を取り上げ,火災拡大の要因となる事象にヒューマン・エラーのように極めて不可測性の強いものを考慮した場合の対策の有効性を評価した。 続きを見る
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