癌細胞における抗癌剤によるストレス応答を介した細胞死と耐性の分子機序

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癌細胞における抗癌剤によるストレス応答を介した細胞死と耐性の分子機序

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
河野 公俊(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994
概要(最新報告):
平成6年度については、(1)転写因子の面から、薬剤によるMDR1プロモーター誘導に関与する因子について2つの方法を用いて解析した。(論文1、2)。(2)DNAトポイソメラーゼIIα遺伝子についてエトポシド耐性細胞を用いて解析し、突然変異の存在については論文8に報告した。(3)脳腫瘍培養株の薬剤感受性について論文4に、酵母を用いた系では、論文5に報告した。(4)シスプラチン耐性細胞株の樹立と解析については論文7に報告した。 現在、エトポシド及びテニポシド耐性細胞を用いてDNAトポイソメラーゼIIα遺伝子の発現制御について解株を行ない、耐性細胞でのDNAトポイソメラーゼIIαの発現低下が、転写レベルよりおこっていることを見い出し、ニューヨーク大学で行なわれた、第5回DNAトポイソメラーゼ国際シンポジウムでの招待講演で発表するとともに、論文も投稿中である。多剤耐性遺伝子MDR1の構造とその発現については、現在酵母人工染色体(YAC)ライブラリーより、7番染色体長腕より1.5Mbのコンティグマップの作成を進めるとともに、約580Kbのヒト遺伝子を、マウス細胞に導入し、その発現と遺伝子増幅について論文投稿を行なっているが、そのためいくつかの準備実験を行ない、論文5、8にその基礎データをまとめて発表した。現在、シスプラチンに対する感受性及び耐性に関与する因子についての解析、薬剤による種々の転写因子の活性化と細胞死について研究を進めており、興味ある結果を得ている。一部は論文準備中である。今後は、アンチセンス法の導入を含め、実験事実を確実に実証すべく研究を展開していこうと考えている。 続きを見る
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結末への道筋 : アポトーシスとさまざまな細胞死 by Green, Douglas R.; 長田, 重一; 今尾, 武士
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