遺跡探査のための電気探査システム開発

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遺跡探査のための電気探査システム開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
水永 秀樹(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994
概要(最新報告):
電気探査法は物理探査法の一方法で、電気(電流)の流れ難さを表す物性値“比抵抗"に着目した方法である。この方法は、科学的な遺跡探査に最も古くから用いられている方法で、探査対象物とその周辺の比抵抗値が著しく異なる場合、例えば地中の石室による空洞(高比抵抗)や金属製品(低比抵抗)が存在する場合には、特に有効であるとされている。しかしながら、遺跡探査の場合には従来の資源探査に比べて探査対象物の規模が小さいため、資源探査の手法をそのまま適用することは困難で、探査対象物に応じた高分解能・高精度の測定方式が必要となる。 遺跡探査では探査対象物が比較的小規模なことから、調査地域を高密度に探査する必要がある。また、測定の高密度化に伴って、多量の測定データを迅速に取得する必要がある。本研究では、この要求に応えるため、まずコンピュータ制御のマルチチャンネル計測システムの開発を行なった。このシステムは、地下浸透流の挙動を可視化する目的で開発した“流体流動電位法"観測システムを、遺跡探査のために小型化し改良した新しい探査システムである。このシステムはコンピュータ制御で、地表に配置された30点の電極からの信号を、2秒毎に計測し記録するすることが可能である。 このシステムを使用して、大阪府高槻市の今城塚古墳と福岡県八女市の岩戸山古墳の調査を行なった。この調査の主な目的は古墳の後円部の石室の探査であり、種々の電気探査を組み合わせた探査により、石室と思われる比抵抗異常を確認することができた。 続きを見る
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類似資料:

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