生殖器官形成過程における転写因子Ad4BPの機能

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生殖器官形成過程における転写因子Ad4BPの機能

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
FUNCTION OF A TRANSCRIPTION FACTOR,DURING A PROCESS OF GONADAL
責任表示:
諸橋 憲一郎(九州大学・大学院・医学系研究科・助手)
MOROHASHI Kenichirou(九州大学・大学院・医学系研究科・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
本研究はAd4BP遺伝子の発現調節機構の解明を通して、ステロイドホルモン産生細胞、特に生殖腺の分化のメカニズムを解明するために行われた。Ad4BP遺伝子上流と第一イントロンを含む領域をCATレポーター遺伝子につなぎ、転写活性を調べた。既に見い出されていたEboxに加え、第一イントロンに極めて強い転写活性を示す領域が見い出された。この領域を詳細に検討した結果Ad4配列が認められ、本遺伝子は自己転写調節能を有することが分かった。更に組織内でこの機構が機能しているかを調べるために、脳下垂体摘出ラットの副腎、性腺におけるAd4BPの発現を調べたところ、発現の維持が認められた。一方、Ebox結合タンパク質に対する複数のcDNAクローンが胎仔精巣ライブラリーより単離されており、構造決定を行っている。Ad4BPの発現と共に分化した細胞が、その後も細胞自身の形質を維持するためにはAd4BPの発現も又維持されなければならない。このような観点から、Ad4BP遺伝子が自己転写調節能有することは極めて合理的であると思われる。しかしながら自己調節機構はその遺伝子が一端活性化された後に、はじめて機能するものであることは明らかである。すなわち、これはAd4BP遺伝子の初発の活性化とは無関係なメカニズムである。細胞の分化を考える上では、むしろ初発の活性化機構が重要であると思われる。既に胎児精巣よりEbox結合タンパク質に対するcDNAを単離しているが、それらの発現や活性を調べることで、Ad4BP遺伝子の初発の活性化機構が解明されるものと思われる。 続きを見る
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