歯の脈動と末梢循環系情報の同時計測による歯周組織の粘弾性評価に関する研究

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歯の脈動と末梢循環系情報の同時計測による歯周組織の粘弾性評価に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Assessment of visco-elasticity of the periodontium by means of simultaneous recording fo tooth oscillation and peripheral circulation
責任表示:
秋山 陽一(九州大学・歯学部・助手)
AKIYAMA Youichi(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
矯正歯科治療によって歯を移動させた場合に生じる歯周組織の代謝や循環状態の変化の様相あるいは修復の過程を明らかにすることは、矯正力の大きさの適否、矯正治療によって動かされた歯あるいは咬合の安定を予測するために極めて重要なことと考える。そこで我々は、アモルファス磁心マルチ型磁石変位センサを用いた血流の負荷による歯の脈動の計測から、歯周組織の循環動態およびその粘弾性を評価する指標を得ることを目的に研究を遂行した。 まず初年度は、健康な歯周組織を有する男女23名の中切歯の脈動波形を時間および周波数領域に解析し、その正常値を得た。(1)唇舌方向の脈動は0.95μmと歯軸方向の0.88μmより小さく、変動も小さかった。(2)歯は心電図R波より0.11-0.13sec遅れて脈動していた。(3)心電図のR波を基準に直交する2方向の脈動を合成したところ、16歯は唇面の3部位ともに同じ方向に脈動し、7歯は一定方向の脈動は示さなかった。(4)高周波数帯ほどパワー値の減少するスペクトルと、パワー値が前後より低い周波数帯を認めるスペクトルの2種類の周波数スペクトル分布を観察したが、両分布パターンは統計的に等価であった。 次年度、歯の移動初期における脈動の計測から、至適矯正力の指標の可能性を検討した。第一小臼歯を抜去して1カ月を経過した上顎左側犬歯に、約0、20、60、120gの遠心移動力を加えた。その結果、0g時、約0.15μmの血流に同期した振動を認めた。20gの索引で振幅は僅かに増加し、圧平された歯根膜にも血行の保たれていることが推察された。60gおよび120g牽引では、それぞれ約0.1μmおよび0.05μm以下とその振幅は減少し、血流が阻害されていると考えられた。 歯の脈動解析は、至適矯正力の指標を得る可能性を示唆しており、今後、歯根膜循環動態に関する詳細な計測、分析を行う予定である。 続きを見る
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