PCR法を応用した歯周病原性細菌の特異的高感度検出法の確立と定量化の試み

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PCR法を応用した歯周病原性細菌の特異的高感度検出法の確立と定量化の試み

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Detection and quantification of periodontal pathogens by the use of polymerase chain reaction
責任表示:
濱地 貴文(九州大学・歯学部・助手)
HAMACHI Takafumi(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
辺縁性歯周炎の発症と進展に、Actinobacillus actinomycetemcomitansやPorphyromonas gingivalisが深く関与している。本研究では、これらの歯周病原性細菌に特異的で、高感度な検出と定量が行える細菌検査法の確立を目的とした。特異的高感度検出を行うために、polymerase chain reaction (PCR)法を用いた。A. actinomycetemcomitansの特異的検出には、ロイコトキシン遺伝子断片(396bp)を、またP. gingivalisの特異的検出にはコラゲナーゼ遺伝子断片(414bp)をそれぞれ標的として増幅するPCRプライマーを設計・合成した。PCR増幅反応後増幅産物をアガロース電気泳動法で解析すると、それぞれの細菌のPCRプライマーは、各細菌にのみ特異的に、期待された遺伝子断片を増幅した。このPCRプライマーにより、細菌数で50個までの検出が可能であった。次に、定量化を行うために、PCRプライマーの一方の5'末端をビオチンで、他方の5'末端をジオキシゲニンで標識した。あらかじめアビジンで前処置したマイクロタイタ-プレートに、標識プライマーを用いたPCR増幅産物を添加し、洗浄後更に、アルカリホスファターゼ標識抗ジゴキシゲニン抗体と、アルカリホスファターゼの基質を添加することによって発色反応の生じる検出系を作った。標識PCRプライマーを用いた増幅産物の吸光度値を測定することにより、試料中のA. actinomycetemcomitansとP. gingivalisの定量が可能であることを示した。歯肉縁下プラークを飼料として、標識PCR増幅反応と発色反応を組み合わせると、A. actinomycetemcomitansとP. gingivalisの特異的検出と定量が可能であった。A. actinomycetemcomitansとP. gingivalisの量的変動の解析により、治療効果の判定、再発の監視、治療方針の決定などを行う際に、有効な検査法となりうることが示唆された。 続きを見る
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