破骨細胞機能抗原の遺伝子単離と、骨改造における発現パターン変化の組織学的解析

閲覧数: 3
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

破骨細胞機能抗原の遺伝子単離と、骨改造における発現パターン変化の組織学的解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
久木田 敏夫(九州大学・歯学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994
概要(最新報告):
機能中の破骨細胞が骨面側に極性をもって発現するCh1抗原は、骨基質によって誘導される抗原である。筆者らはラット骨髄細胞より形成された、カルシトニンに高い感受性を有する破骨細胞様細胞におけるCh1抗原の発現を検討したが、これらの細胞はCh1抗原を発現していなかった。しかし、これら破骨細胞様細胞を培養プレートが剥離後、象牙質片あるいは骨片上に播種すると24時間以内に本抗原が発現することを免疫細胞化学的に確認した。筆者らは、破骨細胞系列に特異的に発現される膜表面抗原Kat1抗原を見出しているが、抗Kat1抗体を用いることによってKat1陽性細胞すなわち破骨細胞系列の細胞を効率良く集めることができた。このようにして集めたKat1陽性細胞からmRNAを抽出し、cDNAを合成した後発現ベクターである入ZAPに組み込みcDNAライブラリーを作成した。しかしながら現在までのところch1抗原に相当するcDNAの単離には成功していない。一方、このch1抗原はラット腎の近位尿細管にも発現されていることを免疫組織化学的に認識しているので、ラット腎のcDNAライブラリー(発現ベクター入gt11に組み込まれたもの)を用いてch1抗原遺伝子単離を試みている。ところで筆者は35s標識RNAプローブを用いたin situハイブリダイゼーション法を当研究室でルーティーンワークとして行なっており、既に、造血幹細胞抑制因子の骨及び骨髄における発現に関して興味ある知見を得ている。ch1抗原のcDNA単離後in situハイブリダイゼーション法による詳細な組織学的解析を行なう予定である。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

10
単一遺伝子病の分子・細胞生物学的研究 by 多田 啓也; 勝木 元也
10.
単一遺伝子病の分子・細胞生物学的研究 by 多田 啓也; 勝木 元也