雌性動物血管平滑筋の細胞膜チャンネルに対する卵巣ステロイドの作用に関する研究

閲覧数: 5
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

雌性動物血管平滑筋の細胞膜チャンネルに対する卵巣ステロイドの作用に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
RESEARCH FOR THE EFFECTS OF OVARIAN STEROIDS ON THE CHANNELS OF VASCULAR SMOOTH MUSCLE CELLS OBTAINED FROM FEMALE ANIMAL.
責任表示:
井上 善仁(九州大学・医学部・助手)
INOUE Yoshihito(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
臨床的監察により更年期以降のホルモン補充療法が心筋梗塞や脳血管障害などの動脈硬化に起因する疾患の発症率を低下させることは明白である。この効果は脂質代謝に対するエストロゲンの効果ばかりでなく、血管に対する効果によるものも考えられる。そこでウサギ脳底動脈の機械的、電気的特性に関するエストロゲンの急性効果を等尺性収縮記録法、微小電極法およびpatch-champ法を用いて検討した。エストラジオールは30mMのhigh K^+ solutionで発生した収縮を用量依存性に抑制した。TEA非存在下では17β-エストラジオールは脳底動脈の静止電位に影響を与えなかった。TEA存在下では活動電位が発生するが、これは100mMのエストラジオールにより完全に抑制された。Whole-cell電位固定法を用いてCa^<2+>チャンネルを通るBa^<2+>電流と、K^+電流に対するエストラジオールの効果を続いて検討した。エストラジオールは用量依存性に前者を抑制したが、後者に対しては変化を与えなかった。エストラジオールのBa_+電流に対する抑制はL-type Ca^<2+>チャンネルのinhibitorであるnicardipineの存在下でも認められた。ピペット内にGTPrSを含んだ条件下ではエストラジオールの抑制効果は増強された。以上よりエルトラジオールはnicardipine非感受性のCa^<2+>チャンネル(T-type)を抑制し、その抑制効果はGTP-binding proteinを介したものと思われた。以上が当該年度の成果であるが、今後さらに慢性効果および単-Ca^<22+>チャンネルに対するエストラジオールの急性効果を検討する予定である。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

11
PCBが雌メダカの性成熟に及ぼす影響 by 安東, 博子; 矢野, 友紀; Ando, Hiroko; Yano, Tomoki
11.
PCBが雌メダカの性成熟に及ぼす影響 by 安東, 博子; 矢野, 友紀; Ando, Hiroko; Yano, Tomoki