尿酸および手術中における末梢血単核球のサイトカインmRNA発現の定量的解析

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尿酸および手術中における末梢血単核球のサイトカインmRNA発現の定量的解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Quantitative analysis of cytokine mRNA expression in peripheral blood mononuclear cells during anesthesia and surgery
責任表示:
谷口 省吾(九州大学・生体防御医学研究所・講師)
TANIGUTI Shogo(九州大学・生体防御医学研究所・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
1. 手術侵襲時のサイトカイン血中濃度(蛋白レベル)の解析: 開腹手術時には執刀後1時間目より血中IL-6濃度は有意に上昇して、手術終了後にピークを認めた後に開腹し、上昇の程度(ピーク値)は手術時間や手術創の大きさに相関していた。この血中IL-6濃度の上昇はステロイドやプロテアーゼ・インヒビターの投与により抑制されることが示された。しかし、IL-1やTNFの血中濃度は大部分の症例で測定限界値以下であり、これらのサイトカインの手術侵襲時の活性化をみるためには末梢血単核球サイトカイン・mRNAレベルのmRNAの解析が必要と考えられた。 2.サイトカイン・mRNA発現の定量的評価法の工夫: 患者の末梢血単核球よりサンプルmRNAを抽出して、内部コントロールとともにRT・PCRを行い、両者の放射活性を対比することによりサンプル中の各サイトカイン(IL-1、IL-2、TNF)のmRNA発現量をコピー数として評価する定量的測定法を工夫、確率することができた。具体的には、[1]mRNA抽出法はAGCP法、[2]PCRのサイクル数は25-30サイクル、[3]mRNA発現量の評価ははゲルの切り出しによる放射活性の測定またはイメージ・アナライザー・システムによる測定を行い、さらに、[4]Northern boltt法との比較によるassay systemの検証を終了した。 3.手術侵襲時のサイトカイン・mRNA発現量(mRNAレベル)の解析: 胃切除例を対象に、この定量的測定法を応用したところ、TNFとIL-1βのmRNA発現量は執刀後30分では術前に比べて一旦減少したが、胃切除時点では、いずれも増加することが判った。一方、IL-1αmRNA発現量の術前後の変動は軽度であった。 これらの研究は、麻酔・手術侵襲時のサイトカイン活性化の解析に有用なアプローチ法になるものと考えられる。 続きを見る
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