変成鉱物の粒径分布,その時間発展と相対成長速度

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変成鉱物の粒径分布,その時間発展と相対成長速度

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
西山 忠男(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994
概要(最新報告):
変成作用における変成鉱物の成長様式を知るために,単一の地層が種々の程度に変成されている地質体として宇奈月結晶片岩類を選び,変成鉱物の粒径分布を調べた(宮本知治・西山忠男・柳哮日本地質学会第102年年回講演要旨集)。宇奈月結晶片岩類はHiroi(1983)によって変成分帯が行われ,低変成度の1帯から高変成度の4帯までの4つの帯が識別されている。 (1)ザクロ石の平均粒径の変成度に対する変化 ザクロ石斑状変晶の平均粒径は1帯と2帯,3帯と4帯の間で増加し,2帯と3帯の間ではほぼ一定である。一方,2帯と3帯には十字石に包有されたザクロ石があり,その平均粒径はザクロ石斑状変晶のそれより小さい。この事は,ザクロ石が十字石斑状変晶成長以前に存在し,十字石成長時に一部が取り込まれたが,それ以外のザクロ石はその後も成長を続けたことを意味する。2帯と3帯ではザクロ石を消費する鉱物増減反応が定義されているから、ザクロ石包有結晶とザクロ石斑状結晶の平均粒径の差は鉱物増減反応によって期待される粒径の時間変化とは逆センスである。従ってザクロ石斑状変晶は鉱物増減反応終了後,オストワルドライプニングによって成長したと推定される。 (2)ザクロ石の粒径分布 上記の推論を確かめるために,ザクロ石斑状変晶の粒径分布を調べ,オストワルドライプニングによる粒径分布(LSW分布)と比較した。その結果,ザクロ石がオストワルドライプニングによって成長したという推論が裏付けられた。 続きを見る
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