相対論的束縛状態研究の新しい方法

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相対論的束縛状態研究の新しい方法

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
NEW METHOD IN THE STUDY OF RELATIVISTIC BOUND STATES
責任表示:
原田 恒司(九州大学・理学部・助手)
HARADA K(九州大学・理学部・助手)
井町 昌弘(九州大学・理学部・助教授)

IMACHI Masahiro(九州大学・理学部・助教授)

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本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
[I]強い相互作用の基本理論であるQCDから、ハドロンの性質を直接導くことは大変難しい問題である。 光円錐上で量子化されたハミルトニアン形式の場の理論が、相対論的束縛状態研究の新しい方法として注目されている。光円錐量子化によるう真空は大変簡単であり、そのために理論は非相対論的理論のような性質を持つ。 (1)光円錐量子化した場の理論にTamm-Dancoff近似を用いることにより2次元QEDの2つのメソン及び3つのメソンからなる束縛状態について、波動関数の知識から直観的な描像を得ることができることを示した。 さらに、最も簡単な真空の構造である2次元QEDのテ-タ真空が、どのようにゲージ場のゼロ・モードと関係しているかをしめした。(2)4次元のスカラー場の理論において、Bloch-Horowitzの有効ハミルトニアンを用いて繰り込み群を定式化し、摂同論的計算により相構造を調べ、自発的対称性の破れとの関係を研究した。(原田,八尋等) [II]θ-項は格子場の理論のようなユークリッド時空においては複素数の作用を与えるため直接ボルツマン因子を確率重みとして定義できない。ゲージ群の指標展開を用いて時空間繰り込み群を適用することによりθ=πにおいて非閉じこめ相転移を明瞭にみることができる。トポロジカル荷電分布を求めフーリエ変換によってθ-項を含む分配関数を求めた(井町等)。 [III]A.経路積分は調和振動子の場合Saddle point近似(準古典近似)が厳密な結果を与える。グラスマン多様体上の量子力学について準古典近似が厳密な結果を与えることを示した。B.ゲージ理論は現代の素粒子模型の基礎となっているが,ゲージ不変量とはなにかを、QEDを例にとって議論し、さらに結果を、QCDの場合に適用し、クォークの閉じ込め機構の力学的な理解をめざす。(柏等)。 続きを見る
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