並列知識獲得システムの開発

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並列知識獲得システムの開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Development of Parallel Knowledge Acquisition System
責任表示:
宮野 悟(東京大学・医科学研究所・教授)
MIYANO Satoru(東京大学・医科学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1996
概要(最新報告):
人間が社会活動の中で行っている知識獲得は,獲得された知識の質とその効率により,科学や産業の発展を大きく左右している.情報処理活動の中で,質の良い知識を効率よく獲得できる能力を備えた組織は,分野を問わず,それにより大きな発展を約束されているといっても過言ではない. これまで人間の知的活動として位置づけられてきた知識獲得は,人工知能や知識情報処理技術の発達の中で,学習や類推といった方式により,人間に代わって計算機上のシステムがそれを行うことが研究され,様々の可能性が提示されるようになった. 本研究では,これまでの学習についての基礎的研究の成果とシステム化およびゲノムデータからの知識獲得の研究を基礎にして,次の二つを達成することに成功した. 1.並列知識処理の観点からの知識獲得方式の構築. 2.申請者らが開発した知識獲得システムBONSAIを基本プロセスとした一般性のある並列知識獲得システムの開発. これにより,ネットワーク上で稼働するようなエキスパートシステム等における知識獲得エンジンとしての機能を果たすことが可能となった.また,自然言語及び遺伝子データ等を扱う基礎科学において知識獲得の支援ための基本ツールとして応用することも本研究の応用としてとらえることができる. 現在の社会では,極めて大量のデータが発生しそのデータから有用な知識を獲得することが極めて重要な問題となっている.産業革命により家内製手工業から工場的な生産方式に転換したように,データからの知識獲得も,人間による発見的な方式から,広い範囲に網を打つような自動的な知識獲得方式の構築が急務である.情報検索システムは,最も基本的な形でこうした問題に貢献したものである.本研究は,より高度な知識獲得が並列知識処理の方式により可能となることを実証し,このような情勢に正面から取り組んだ.また本研究で開発したシステムは,ワークステーションシステムの現実的な使用形態を積極的に活用していることから,その実用化は応用の柔軟さ相まって,十分な社会的貢献をなすものといえる.近いうちにこのシステムは東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターで公開することになっている.こうした,知識獲得システムの情報化社会への自然な浸透により,計算機が行うべき仕事と人間が本来能力を発揮すべき創造といった仕事が分業化され,社会の知的活力は一層増す方向に向かうことになることが期待される. 続きを見る
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