肺癌の癌抑制遺伝子の解析および細胞周期と臨床的予後との相関に関する研究

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肺癌の癌抑制遺伝子の解析および細胞周期と臨床的予後との相関に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
石田 照佳(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1996
概要(最新報告):
1.癌遺伝子、癌抑制遺伝子、増殖因子等の解析には、ras,p53,myc,EGF,c-erbB-2等について検討した。ras遺伝子異常は、PCR,designed-RFLP法で行ない、256例中25例(9.7%)に異常を認めた。p53遺伝子異常はPCR-SSCP法で行ない、189例中60例(32%)に異常を認めた。rasおよびp53異常症例は、いずれも予後不良であった。現在、ras,p53異常の関連性と予後に与える影響について解析中である。myc遺伝子に関して、肺癌細胞株DNAのmutationを解析中である。またEGF陽性症例で、c-erbB-2が予後規定因子となることを示した。 2.ウイルス遺伝子が与える影響に関して、パピローマウイルス遺伝子E6およびアデノウイルス遺伝子E1Bの肺癌組織よりの検出を試みたが、検出されなかった。 3.フローサイトメトリーを用いた核DNA量の検討では、ploidy patternが肺癌の予後に影響を与えるという結果を得た。現在、他の因子(遺伝子、増殖因子)との関連性を解析中である。 4.肺癌の増殖、浸潤、転移に関しては、免疫組織学的にnm23,CD44,トロンボモジュリン、カテプシンB、ラミニン等について検討した。現在、予後や臨床的因子との関連性を解析中である。 さらに、早期肺癌の切除後の早期再発の理由の一つとして、micro metastasisの存在が指摘されている。当科においても肺癌におけるリンパ節転移の特異性を示す報告があり、このmicro metastasisの検出を分子生物学的、免疫組織学的手法を用いて検討中である。 続きを見る
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