放射光を用いた螢光X線源の開発

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放射光を用いた螢光X線源の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
豊福 不可依(九州大学・医療技術短期大学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994
概要(最新報告):
本研究は、種々のターゲット、フィルターを用いて、放射光により蛍光X線を発生させる方法を確立し、その基礎的特性を調べることを目的とする。高エネルギー物理学研究所AR(6.5GeV)を用いて実験を行い、種々のエネルギーの蛍光X線を発生させ、単色X線源としての特性を調べた。また、数種類の造影剤を含むファントムを撮像し、それらの差分像を得ることができた。以下に得られた成果を示す。 (A)蛍光X線源の開発 入射白色X線をコリメータによって1〜3mm径に絞り、ターゲットを励起して蛍光X線を発生させた。この蛍光X線について以下の特性を調べた。 (1)強度:電離箱によって測定したところ、入射ビームサイズが2mm径のとき、ターゲット中心から30cmの位置(照射野12cm径)において30〜70keV領域の蛍光X線量は2.2〜0.4mGy/min・mAと単調に減少した。これは光子数に換算すると6.2x10^5〜3.0x10^5photon/mm^2・sec・mAとなる。 (2)エネルギースペクトル:高純度Ge検出器、およびCdTe検出器使用して測定し、K_β除去フィルターの利用で、95%以上の純度が得られた。 (3)空間強度分布:イメージングプレート使用して測定したところ、均一性は極めて良く、周縁部で中心濃度の95%以上の均一性が得られた。 (4)ターゲット厚依存性:入手可能なフォイルを数枚重ねて0.2〜0.3mmの厚さにすれば強度が飽和することが確認された。 (B)単色X線イメージング ヨード、バリウム、ガドリニウムの3種類の造影剤を含むファントムを、それぞれのK吸収端(33.17,37.41,50.23keV)の両側のエネルギーの蛍光X線でイメージングプレートにより撮像し、おのおのの造影剤の差分像を得た。また、ターゲットから90cmの位置(照射野28cm径)にイメージインテンシファイアををおき、バリウム造影剤を含むファントムの撮像に成功した。 続きを見る
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