C型肝炎ウイルスの遺伝子変異検出とその病態との関連についての検討

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C型肝炎ウイルスの遺伝子変異検出とその病態との関連についての検討

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Relationship hetween mutation of HCV and pathogenesis of line disease.
責任表示:
林 純(九州大学・医学部・助教授)
HAYASHUI Jun(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
C型肝炎ウイルス(HCV)のgenotypeを同定する方法として、蛍光標識したprimerを用いてPCR法とサンガー法を組み合わせた反応を行い、シークエンサーを用いて塩基配列の部分情報を得て、そのパターンよりHCVのgenotypeを同定する方法を開発した。 方法の概略は、(1)酵素系として、Tth DNA polymeraseによる、cycle sequencing系を使用し、dCTP及びddCTP(または、dATP及びddATP)のみを反応に用いた。(2)外部controlを置く事により、約150baseの領域において、97%以上の効率で変異を検出出来た。(3)内部controlによる補正により特定の位置に変異を持つウイルスが、検体中に30%以上であれば検出可能であった。 この方法により(1) HCVのgenotypeを正確に同定することができるようになった。これにより、PCR法の問題である、primerに相補的な塩基配列上に変異がある場合genotypeの判定を誤ってしまう可能性を排除出来た。この方法を用い、高侵淫地区と判明したI島の一集落において、日本において約80%を占めるII型が60%であり、比較的少なく10%前後とされるIV型が約40%を占めていることが確認され、夫婦間のgenotypeの違いより、夫婦間感染がまれである事を確認した。(2) HCVの一次構造の多様性について検討可能となった。その結果、HCVのcore領域は、個体内及び個体間で極めて良く保存されている事が明らかとなった。さらに、この方法により得られる情報を、疫学調査に利用し、HCVの感染様式について、より詳細な検討を行っている。 続きを見る
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類似資料:

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C型肝炎ウイルスの疫学的・臨床的研究 by 林, 純; 古庄, 憲浩; Hayashi, Jun; Furusho, Norihiro
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