カイコの突然変異体を利用した染色体地図作成

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カイコの突然変異体を利用した染色体地図作成

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Construction of chromosomal maps for silkworm, Bombyx mori using genetically mutants
責任表示:
伴野 豊(九州大学・農学部・助手)
BANNO Yutaka(九州大学・農学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
1.カイコの連関群地図を染色体と対応させるためには詳細な染色体像の解明が必要である。そこで、体細胞期から減数分裂期に至る染色体形態の変化を空気乾燥法によって追究し、その概要を明瞭な写真像で明らかにした。染色体分類にとっては胚子期の体細胞あるいは第一卵母細胞のデイプロテン期が適していた。 2.染色体異常と推察されていたE^<Ds>突然変異体について遺伝学的・細胞学的に解析を行い、同変異体は第7連関群と第6連関群の染色体が相互転座して生じたと結論した。その根拠は次の通りである。(1)第6連関群と第7連関群の標識遺伝子を用いた遺伝分離から本来独立であるべき標識遺伝子間に連関関係が認められた。(2) E^<Ds>ヘテロ個体においては体細胞では染色体数に異常がないものの、第一減数分裂期には染色体対が1本減じると共に4価染色体が形成された。(3)第二減数分裂中期で5種類の数的染色体異常を認めると共に、次世代に一定頻度の致死性を確認した。(4) E^<Ds>と同じ連関群所属のcDNAクローンを用いた蛍光in situハイプリダイゼーションにより、第一減数分裂期に異常形態をとった染色体にシグナルを認めた。 3.軟体蚕solの遺伝子分析を行ったところ、本遺伝子が第6連関群の新たな起点になることがわかった。今まで第6連関群の起点とされてきたE遺伝子はsolを起点とする21.0となる。これについてE遺伝子から1.4離れたNc遺伝子をプローブとした蛍光in situハイプリダイゼーションを試みたところ、シグナルは染色体の中程に認められ、solを起点とすることが妥当であることがわかった。カイコの遺伝子位置が交配実験と細胞学的双方からに確認された最初の例である。 続きを見る
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