電位検出に基づく非水溶媒フロー滴定法の開発

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電位検出に基づく非水溶媒フロー滴定法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Development of potentiometric flow titration for nonaqueous solvent system
責任表示:
今任 稔彦(九州大学・工学部・教授)
IMATO Toshihiko(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1994-1995
概要(最新報告):
本研究は非水溶媒滴定法の迅速化と連続化を目的として、非水溶媒系のpH緩衝液並びに臭素-臭化物イオンからなる電位緩衝液と流通型pH電極検出器並びに臭化物イオン電極と酸化還元電極からなる複合検出器を用いる非水溶媒フロー滴定法を開発し、これを油分中の酸価、アルカリ価、ケン化価及び臭素価の測定に応用した。以下に成果の概要を述べる。 1.酸価、アルカリ価の測定 エタノールを溶媒とするpH緩衝液の流れとpH電極検出器を用いるフロー系を設計し、酸や塩基に対する検出器の応答感度を測定した。その結果、応答感度はエタノール中の酸や塩基の酸解離定数と緩衝液に用いた酸のそれの相対値に依存することを実験と理論の両面から明らかにした。さらに、この知見により潤滑油の全アルカリ価の測定に本法を適用し、従来の滴定法による結果と良く一致することが分かった。 2.ケン化価測定 水酸化テトラブチルアンモニウムのエタノール溶液の流れの中でオレイン酸やリノール酸のエステルのケン化反応を行い、この流れをpH緩衝液と合流させ、pH電極で検出するケン化価測定のためのフロー系を設計した。フロー系におけるケン化反応の条件の検討により、不飽和カルボン酸エステルを含む油分の迅速ケン化価測定法を確立するとともに本法をバタ-などの食品油脂へ適用し、良好な結果を得た。 3.臭素価測定 エタノールや酢酸を溶媒とする臭素-臭化物イオン系の電位緩衝液と酸化還元電極-臭化物イオン複合電極検出器を用いて、不飽和化合物の臭素価測定のためのフロー系を設計した。種々の不飽和化合物に対する応答感度と臭素化反応の速度の関係を定量的に調べ、フロー系における臭素価測定の条件を確立するとともに潤滑油の臭素価測定に適用し、従来の滴定法に比べて極めて迅速な臭素価測定が行えることを実証した。 続きを見る
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