末梢血単核球のサイトカインmRNA発現の定量的解析法の開発とその臨床応用

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末梢血単核球のサイトカインmRNA発現の定量的解析法の開発とその臨床応用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Quantitative assay of cytokine mRNA expression in peripheral blood mononuclear cells and its clinical application
責任表示:
有永 信哉(九州大学・生体防御医学研究所・講師)
ARINAGA Shinya(九州大学・生体防御医学研究所・講師)
足立 昌士(九州大学・生体防医研・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
2年間で以下の基礎的検討ならびに臨床応用を行った。 1.末梢血単核球のサイトカインmRNA発現の定量的測定法の開発 末梢血単核球からmRNAのみを抽出し、予めコピー数のわかっているcRNA(内部コントロール)とともにRT-PCR法を施行することにより、mRNA発現を定量的に測定するassay系を樹立した。更に、in vitro、in vivoの両方の系について本法の信頼性と再現性を検討したところ定量的RT-PCR法の妥当性を得た。 2.LAK細胞におけるサイトカインmRNA発現の定量的解析 末梢血単核球にIL2を添加培養することによって得られるLAK細胞のサイトカインmRNAについてTNF、IL 1α、IL 1β、mRNAの発現量の変動を経時的に解析したところ、TNF、IL 1α、IL 1βの発現量が各々特異的に変動することが示された。 3.臨床癌患者における癌免疫化学療法前後の末梢血単核球のサイトカインmRNA発現量 1)癌化学療法剤IL2併用療法を施行した癌患者(10例)についてその療法前後での末梢血単核球のTNFmRNA発現量を測定したところ、療法後には全例で4.2〜35.0倍の発現量の増加が認められたが、TNFmRNA発現量が症例毎に発現パターンは異なり、末期癌患者では療法前からTNFmRNAの基礎値が高い傾向を認めた。 2)IL2療法を施行した癌患者(10例)についてその療法前後での末梢血単核球のTNF、IL 1α、IL 1β、mRNA発現量を測定したところ、療法後では全例でその値は増加した。 以上の結果は末梢血単核球のサイトカインmRNA発現の検索における私共の工夫した定量的解析法の有用性を示していると考えられた。今後、この方法を用いて各種BRM療法におけるサイトカインネットワークの変動について解析を進めたいと考えている。 続きを見る
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