プロスタグランディンの免疫抑制効果についての研究;浸透圧ポンプによる選択的グラフト内薬剤投与法の開発

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プロスタグランディンの免疫抑制効果についての研究;浸透圧ポンプによる選択的グラフト内薬剤投与法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Immunosuppressive effect of Prostaglandin ; Intragraft delivery
責任表示:
亀井 隆史(九州大学・医学部・助手)
KAMEI Takafumi(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
1.16,16-dimethylprostaglandinE2(DMPGE2)の持つ免疫抑制効果についてラット心移植モデルを用いて検討した。DMPGE2のグラフト内直接投与により拒絶反応の完全制御が得られた。次にそのメカニズムを解明するために、ラット腎移植モデルにおいて浸透圧ポンプを用いたグラフト内直接投与を行ったが、拒絶反応の起らない同系移植では腎グラフト内の浸潤白血球数はコントロールと比べて有意な差を認めなかったが、拒絶反応を伴う同種移植モデルではDMPGE2のグラフト内投与により著明な白血球浸潤抑制作用が認められた。以上よりDMPGE2の免疫抑制作用は免疫担当細胞のグラフト内への集積を抑制することにより得られることが示唆された。 2.ラット冷保存肝移植モデルにおいて、Kupffer cell blockade(Gadolinium chloride)を用いてドナーラットのKupffer cellを不活化することでレシピエントの生存率が有意に延長した。このKupffer cellを単離してサイトカインの産出を調べたところ、tumor necrosis factor(TNF-alpha)が治療群では有意に抑制されていることが証明された。しかし内因性のPGE2の産出は変化を認めず、現在外因性にPGE2を投与することでKupffer cellの活性化を抑制し肝不全の改善が得られるかについて検討中である。また肝温阻血実験においても、Kupffer cell blockade(Gadolinium chloride)の有効性が得られ、PGE2の細胞保護作用について現在検討中である。 続きを見る
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