コロナ放電を利用した農産物の乾燥促進技術

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コロナ放電を利用した農産物の乾燥促進技術

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
DRYING PROMOTION OF AGRICULTURAL PRODUCTS USING CORONA DISCHARGE
責任表示:
内野 敏剛(九州大学・農学部・助教授)
UCHINO Toshitaka(九州大学・農学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
コロナ放電を利用した農産物の乾燥技術を確立するための基礎試験として、コロナ放電下の水の蒸発促進機構を調査し、さらに、放電後の水の蒸発遅延につき実験検討した。また、コロナ放電下での農産物乾燥の基礎データを得るため、電場、空気イオンを遮蔽したイオン風とそれらを伴うイオン風によりダイコンを乾燥した。さらに、温湿度を調節した空気の送風を伴う乾燥室内で、シイタケのコロナ放電による乾燥促進実験を行った。 コロナ放電下では自然蒸発に比し、蒸発速度が増加することが確認されたが、空気イオンを遮蔽した放電下と通常の放電下では、電圧の増加に伴う蒸発速度の変化が異なった。また、コロナ放電に暴露後の水は自然蒸発と比べ蒸発速度が遅いこともあるが、常時ではなく、この蒸発遅延現象は放電中の蒸発促進による水温の低下(蒸発潜熱のため)に伴う熱収支の変化に原因があると思われる。 電場、空気イオンの有無により、イオン風を用いて乾燥するダイコンの乾燥特性に差はみられず、電場、空気イオンはダイコンの乾燥特性に影響を及ぼさないものと思われるが、印加電圧が9.7kVのみの実験のため他の電圧でも検討する必要がある。 イオン風によるシイタケの乾燥促進は、いずれの実験条件でも認められ、イオン風を伴わない送風だけの対照区に比べ、乾燥速度は最大で1.6培前後に達した。含水率の低下に伴い乾燥速度増加率も低くなるが、十分低い含水率まで乾燥促進効果がみられ、コロナ放電装置を局部的な送風機として利用することも期待できる。シイタケの製品の品質評価指標として、乾燥後の収縮率、色彩、吸水率を測定した結果、処理区は対照区に比べ、収縮率は向上、色彩はb値が若干劣り、吸水率は差がなかった。 続きを見る
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