機能性食品開発のための動物細胞の有用物質生産性の遺伝子工学的増強

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機能性食品開発のための動物細胞の有用物質生産性の遺伝子工学的増強

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
GENETIC ENHANCEMENT OF RECOMBINANT PROTEIN PRODUCTIVITY IN ANIMAL CELLS TO DEVELOP PHYSIOLOGICALLY FUNCTIONAL FOOD
責任表示:
白畑 實隆(九州大学・大学院・農学研究科・助教授)
SHIRAHATA Sanetaka(九州大学・大学院・農学研究科・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
動物細胞の組換えタンパク質生産性を増強するために、ガン遺伝子産物による特定のプロモーター活性化作用を利用して細胞の組換えタンパク質の生産性を増強する系、Oncogene-Activated Production(OAP)システムを開発し、組換えタンパク質高発現細胞株の育種を試みた。まずOAPシステムの有効性を一過性発現実験で検討したところ、明らかにガン遺伝子産物による生産性増強効果が確認された。つぎにBHK-21細胞株に各種ガン遺伝子をdhfr遺伝子とともに導入し一段階の遺伝子増幅を行ったところ、c-Ha-rasガン遺伝子を導入したとき、ヒトサイトメガロウイルス前初期プロモーター制御下でのヒトインターロイキン-6(hIL-6)の生産性が約35倍まで増強され、この効果はElAガン遺伝子を導入することによりさらに約10倍増強された。他のc-fos、v-jun、v-myb、そしてc-mycガン遺伝子にはc-Ha-rasガン遺伝子との相乗効果は見られなかった。rasガン遺伝子をBHK-21細胞に導入し遺伝子増幅を行うことにより高生産性細胞株を迅速に樹立できる宿主細胞を取得できた。c-Ha-rasとElAガン遺伝子の生産性増強効果について検討した結果、c-Ha-rasはプロテイン・キナーゼCを介してNF-кBの転写活性化を促進しており、ElAはc-Ha-rasに依存した転写活性化作用に関していると推定された。また、他のヒト型組換えタンパク質、たとえばエリスロポエチン、顆粒球コロニー刺激因子、モノクローナル抗体などの発現においてもc-Ha-rasによる生産性増強効果が確認された。 以上のように、OAPシステムを用いることにより組換えタンパク質高発現動物細胞株の育種を迅速かつ簡便に行えることが明らかとなった。 続きを見る
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