水面展開法を用いる新しい光機能性有機超薄膜の開発

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水面展開法を用いる新しい光機能性有機超薄膜の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
山田 淳(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
光合成や光感覚にみられる光変換の基本はnm(10^<-9>m)レベルの極めて薄い天然有機超薄膜中で進行する光誘起電子・エネルギー移動反応にある。本研究では、nmレベルの厚みをもつ新型の光変換機能膜の実現にむけて、本研究では電子供与体分子(D)を組み込んだnmオーダーの水面展開超薄膜を作製し、その光機能に関する研究を行った。成果を以下にまとめる。 1.測定システムの整備:Dの配向解析のためにはSHG法が最も有力である。分光器、直流定電圧電源を購入すると共に光学系の整備を行い、高感度SHG測定システムを完成させた。 2.超薄膜の作製:ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリメタクリル酸メチル等の高分子と界面活性剤型ルテニウム錯体(Ru錯体)の量や混合比を変えて水面展開法により薄膜を作製した。膜の吸収スペクトル、蛍光スペクトル、水滴の接触角測定を行い、膜の厚さや取り込まれたRu錯体の膜表層への分布状態を調べた。 3.SHGによる配向解析:偏光したレーザー光(波長:1064nm)を照射し、発生する第二高調波(532nm)の偏光を時間分解計測法により高感度に測定した。偏光強度比よりRu錯体の膜表層での配向方向を定量的に検討し、LB単分子膜との比較を行った。 4.光触媒機能:Ru錯体を担持したPVC膜を、ビオローゲンと還元的犠牲試薬を含む水溶液に浸して可視光を照射するとビオローゲン還元体の吸収が増大し、Ru錯体の光触媒機能が確かめられた。 続きを見る
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