超原子価ヨウ素化合物の高反応性を利用した物質変換プロセスの開発

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超原子価ヨウ素化合物の高反応性を利用した物質変換プロセスの開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
RESEARCH ON HIGH EFFICIENT PROCESS UTILIZING HYPERVALENT IODINE COMPOUNDS
責任表示:
北村 二雄(九州大学・工学部・助教授)
KITAMURA Tsugio(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
本研究では、超原子価ヨウ素化合物の高い反応性を利用して、新しい物質交換ピロセスを開発することを目的としている。特に、p-フェニレン型のビスヨードニウム塩を中心として、さらに通常のフェニルヨードニウム塩についても検討した。 1.p-フェニレン型ビスヨードニウム塩の合成:ヨードシルベンゼンとトリフルオロメタンスルホン酸を用いてビスヨウ素試験薬を開発し、芳香族化合物・アセチレン化合物と反応させることによりp-フェニレン型ビスヨードニウム塩を合成できた。さらに、ヨードベンゼンジアセテートおよびo-ヨードシル安息香酸を用いた新しい超原子価ヨウ素試験薬も開発できた。 2.p-フェニレン型ビスヨードニウム塩と求核剤との反応:特に合成化学上有用なアセチレン基を有するp-フェニレン型ビスヨードニウム塩の反応を行った。チオシアナ-トアニオンとの反応では、アルキニルチオシアナ-トが得られたのに対し、インダンジオンのエノラートイオンやフェノキシドイオンとの反応ではペンテン、ベンゾフラン誘導体が得られた。このように、アルキニル置換p-フェニレン型ビスヨードニウム塩は求核剤に対し高い反応性を示したが、置換反応はマイケル付加・転位を経て進行することが判明した。求核剤として、アルキニル銅試薬を用いるとさらに効率よく置換反応が進行しジアセチレン誘導体が得られることがわかった。これは、長鎖アルコキシ基を有するヨードニウム塩を用いることにより液晶性ジアセチレン誘導体が合成できた。アリール置換ヨードニウム塩の反応に関してはピリジン、トリフェニルホスフィン、ジフェニルスルフィドを用いると二重置換反応が起こり、パラ置換ベンゼン誘導体が得られた。通常合成困難な1-アリールベンゾチオフェニウム塩の合成にも成功した。 続きを見る
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