カイコの体液キモトリプシンインヒビターの構造と生理機能に関する研究

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カイコの体液キモトリプシンインヒビターの構造と生理機能に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Studies of structure and physiological function of chymotrypsin inhibitors in hemolymph of Bombyx mori
責任表示:
藤井 博(九州大学・農学部・助教授)
FUJII Hiroshi(九州大学・農学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1995
概要(最新報告):
(1)キモトリプシンインヒビターの一次構造の決定(藤井・麻生分担):体液中の塩基性キモトリプシンインヒビター(CI-1とCI-b1)を分離精製、そのアミノ酸配列を決定した。CI-1とCI-b1は62個のアミノ酸残基からなり、分子量は7,065であった。アミノ酸配列を示すと次のようになる。 CI-1 DKPTTEPICEQAFGNSGPCFAYIKLYSYNQKTKKCEEFIYGGCQGNDNRFITLAECEQKCIK CI-b1 K─K─Dー. CI-b1はCI-1の6番目のGluがLysに、44番目目のGlnがLysに、51番目のIleがAspに置換したものであることがわかった。 (2)キモトリプシンインヒビター遺伝子の構造解析(藤井・土井良分担):CI-8のアミノ酸配列に基づき作成したオリゴヌクレオチドをプライマーに、脂肪組織から作成したcDNAライブラリーを用いたPCR法でCI-8を増幅し、これをプラスミドにクローニングし、DNAの塩基配列を決定した。CI-8の塩基は1,185bpからなり、塩基配列から推定したアミノ酸は395個のからなる。既に明らかにした9個のN末端のアミノ酸配列が17番目のPheから35番目のLysまでの配列と完全に一致したことから、CI-8は18番目のPheから以降の379個のアミノ酸からなることが明らかとなった。17番目のアミノ酸より前の16個のアミノ酸は疎水性アミノ酸Leu,Valに富んでいることから、シグナルペプチド配列である。 (3)キモトリプシンインヒビターの生理機能解析(河口・古賀分担):放射能標識したCI-8を用いて、CI-8の分布を調べた、吐糸を開始期の幼虫背面側の脂肪組織に特異的に取り込まれることを明らかにした。 続きを見る
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