不飽和ヘテロポリ酸イオンを配位子とする希土類元素錯体の生成とその酸化元挙動

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不飽和ヘテロポリ酸イオンを配位子とする希土類元素錯体の生成とその酸化元挙動

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
岡上 吉広(九州大学・理学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
3つの目的のうち不飽和ヘテロポリ酸錯体の合成と電気化学的挙動についてはすでに結果が得られ始めているため、今回の補助金は主にイオン電極法による錯体の安定度定数の決定のために使用した。イオンメーターについては、当初購入予定の機種の性能が、この研究には不十分であるため、オリオン社製の機器に変更した。 イオン電極法による不飽和ヘテロポリ酸錯体の安定度定数の決定については、電気化学的挙動についても調べているセリウム(III)錯体を選び検討することにした。安定度定数は、様々な濃度比で不飽和ヘテロポリ酸イオンとセリウム(III)イオンとを共存させ、その時錯生成していないセリウム(III)イオン濃度の定量を行うことで決定できる。そのため、まずセリウム(III)イオンについて検量線を作成する必要があった。本来、セリウム(III)イオンを定量するにはセリウム(III)イオン電極が必要であるが、そのような電極は市販されておらず、製作するのも困難といわれているため、まずフッ素イオン電極を用いたセリウム(III)イオンの定量法について検討した。その結果、pHと温度が一定の時には良い相関を示す検量線を得ることができた。温度変化による影響は恒温槽を使用することで無視できるが、pH変化による影響はかなり大きく、測定中のpHの制御が重要であることがわかった。また溶液の攪拌速度は精度に影響を及ぼすことから、この制御も重要である。 これらの理由により、現段階では錯体の安定度定数の決定には至っていないが、今後、シールドボックスを利用するか、閉鎖系の測定容器を用いることで測定中のpHの変化を最小にし、また、定速スターラーを用いることで攪拌速度の影響をなくすなどの対応を行い、実際に錯体の安定度定数を決定したい。さらに精度を良くするために、セリウム(III)イオン電極の製作についても検討したい。 続きを見る
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