ヒトにおけるDNA修復機構の解析

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ヒトにおけるDNA修復機構の解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
早川 浩(九州大学・医学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993
概要(最新報告):
本年度の研究においては1DNA修復酵素であるO^6メチルグアニンDNAメチルトランスフェラーゼによるアルキル化剤に対する生体の防御機構の解析、ならびに2新たなDNA修復酵素、あるいは関連する酵素群の検出を目標に、おもにヒト細胞系を用いて研究を進めてきたが、今回特に研究課題2について新たな進展がみられた。以下それぞれについて簡単に報告する。 課題1については(論文2)の中で示したように(1)ヒトから大腸菌まで種を越えてきわめてよく保存されている5ヶのアミノ酸配列のうち前4ヶのアミノ酸配列(Pro-Cys-His-Arg)がこの酵素の酵素活性ならびに酵素蛋白の安定性に不可欠であることがsite-directed mutagenesisの手法により明らかになった。その他(2)完全に純化されたヒト、マウスのメチルトランスフェラーゼの酵素標品を抗原にして抗血清が調製され、酵素蛋白量の鋭敏な定量、および細胞の免疫染色が可能になったことから細胞内でのこの酵素の分布に関し新たな知見が得られた(投稿中)。 課題2については、活性酸素等で生体内に生じた、突然変異誘導能をもつ酸化ヌクレオチドを細胞内のヌクレオチドプールから排除する反応経路があることを明らかにした。(1)酸化ヌクレオチド、8-oxo-dGMPは細胞内のキナーゼ活性によって燐酸化されず強力な突然変異誘導能をもつ8-oxo-dGTPは生産されない。さらに(2)この酸化ヌクレオチドを特異的に認識しこれをヌクレオシドに分解する新たな酵素活性をヒト細胞より検出し、これを部分精製した。以上のようなことから、酸化ヌクレオチドは特異的に分解され、尿中へ排泄されていると推論出来た(投稿中)。 続きを見る
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