核融合炉プラズマ対向材におけるプラズマ粒子注入効果の微視的過程

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核融合炉プラズマ対向材におけるプラズマ粒子注入効果の微視的過程

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
MICRISTRUCTURAL PROCESSES OF PLASMA INJECTION EFFECTS IN FUSION PLASMA-FACING MATERIALS
責任表示:
室賀 健夫(九州大学・応用力学研究所・助教授)
MUROGA Takeo(九州大学・応用力学研究所・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
核融合プラズマ対向壁におけるプラズマ粒子注入効果の研究を目的とし、低エネルギー水素イオン注入による微細組織変化の連続観察をモリブデンとタングステンに関して行った。モリブデンは照射組織の水素エネルギー依存性が強く、4keV以上では転移ループの発生と成長の後転位網が形成されるが、1keV以下では水素集合体が発生する。一方タングステンでは、高エネルギー側ではモリブデンと類似しているが、2keV以下では何も発生しないことがわかった。また水素注入と注入後昇温における微細組織変化と、水素注入後の水素の昇温脱離スペクトルの比較による水素吸蔵機構の検討を行った。タングステンは、水素注入後の昇温により、比較的低温で、発生していた転位ループが表面に滑り出ることが観察されたが、この温度と水素の放出ピーク温度がよく一致することがわかった。すなわち、転位の滑りだしにともなって、そこに保持されていた水素が放出された可能性が示された。また、タングステンにおいては、高純度単結晶材と低純度粉末焼結材の比較を行い、水素の吸蔵量の違いが注入エネルギーによって異なることが明らかになった。すなわち、高エネルギー(8keV)では、はじき出し損傷が多量に起こるため、両材料とも照射欠陥に多量の水素を保持するが、低エネルギー(1keV以下)でははじき出しがほとんど起こらないため、高純度タングステンでは水素の保持する場所がなく、保持量が極めて少なくなる。一方低純度粉末焼結材では照射欠陥以外にも、粒界、介在物などに水素を保持できるため保持量はあまり減少しない。このように、高Zプラズマ対向材料は、その製法、純度も含めて検討する必要があることがわかった。 続きを見る
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類似資料:

12
電子ビーム高熱負荷による高純度CVDタングステンコーティングモリブデン材の損傷 by 田村, 賢; 徳永, 和俊; 吉田, 直亮; Tamura, Satoshi; Tokunaga, Kazutoshi; Yoshida, Naoaki
12.
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