プログラムの構造に基づく並行処理プログラムのテストケース作成技法の基礎的研究

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プログラムの構造に基づく並行処理プログラムのテストケース作成技法の基礎的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Basic Research about a Test-case Generation Method for Concurrent Programs Based on Program Structure
責任表示:
古川 善吾(九州大学・情報処理教育センター・助教授)
FURUKAWA Zengo(九州大学・情報処理教育センター・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1993-1994
概要(最新報告):
本研究の目標は、並行処理プログラムのテスト品質向上のために、テストケースの作成技法について基礎的な研究として、テスト時に被テストプログラムを実行するための条件と被テストプログラムの実行結果が正しいことを判定するための期待出力とを記述したテストケースを並行処理プログラムのソースコード(プログラムの構造)に基づいて作成する方法の確立、テストケース作成アルゴリズムの開発、支援ツールの基礎技術の確立、であった。 テストケースを作成する並行処理プログラムの記述言語に実用的な言語として開発されたAda言語を最初に選択した。Ada並行処理プログラムについてテストケースとして「協調路」を定義した。協調路は、プログラムを構成する各プロセス(Adaではタスク)の入口から出口に至る路をAdaで採用されている同期・通信機構である遠隔手続き呼出がプロセス間で対応するように組み合わせた路の集合である。この協調路をAda並行処理プログラムのソースコードから作成するためのアルゴリズムを開発し、自動的に協調路を作成するツールを試作した。さらに、テストケース作成について動的にプロセスが作成される場合の対策の検討と、作成したテストケースをテスト実施において実行するための強制実行の方法について検討した。 また、開発した並行処理プログラムのテスト方法の応用として、C並行処理プログラムおよびオブジェクト指向言語で記述されたプログラムのテスト方法についても検討した。 以上行なってきた本研究で得られた研究成果は以下の通りである。 1.Ada並行処理プログラムのモデルとして、各プロセスの並行処理に関連した部分のみを取り出した事象グラフとプロセス間での同期とを用いた事象同期モデルを提案し、その事象同期モデルの上で協調路をテストケースとして定義した。協調路をテストケースとすることによって、Ada並行処理プログラムのテストが行なえることを確認した。 2.Ada並行処理プログラムのソースコードからテストケースとして協調路を自動的に作成するツールを開発した。 3.Ada並行処理プログラムのテストを実施するためには、動的なプロセス生成に対応した協調路の作成方法が必要であり、テスト実施のために強制的なプログラムの実行が必要であることを確認した。 続きを見る
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類似資料:

4
ソフトウェア・テストの技法 by Myers, Glenford J., 1946-; Badgett, Tom; Thomas, Todd M.; Sandler, Corey, 1950-; 長尾, 真; 松尾, 正信
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ソフトウェア・テストの技法 by Myers, Glenford J., 1946-; Badgett, Tom; Thomas, Todd M.; Sandler, Corey, 1950-; 長尾, 真; 松尾, 正信
11.
FORTRANプログラムの作成 by 榊原, 清